旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


真夜中の栗むきと、栗が多すぎる栗ごはん

栗ごはんを炊こうと生栗を買ってきた。石川県産550gで800円。子が寝てからゆっくり皮むきをしようと思ったら一緒に寝落ちしてしまい、スタートしたのは23時30分。こんな時間にやるもんじゃないぞと思いつつ、皮むき作業は趣味といってもいいくらい好きで楽しい。ひたすら無言で没頭し、あ~終わったー!って時計を見たら深夜1時。右手が栗むき器を握る形で固まっており指を開くのに苦労するほどだし、力を入れすぎて水ぶくれまでできてた。頑張りすぎ。

全部で25粒くらい。右下は愛用している「栗くり坊主」。もはや神器。

翌日、栗ごはんを炊いた。米2合に塩小さじ1、塩味をしっかり効かせて。

塩気のあるごはんと、ほくほくの栗。自分で作れば栗の割合をいくらでも増やせるわけで、大きいのをゴロゴロたくさん食べたい私には手作りするのがいちばんいい。この日はおかずを控えめにして、おかわりおかわりで3杯食べた。「ああお腹いっぱい、もうパンパンだ」とつぶやいていたら、子が「たくさん食べたからじゃない? そりゃそうなるよ」と的確なコメント。なんて冷静な4歳児……。ちなみに子は栗ごはんを食べたがらず、本人の希望でロールパンを食べた。秋の味覚も何もあったものじゃない。

▼皮むきの相棒。鬼皮も渋皮も、おもしろいほどはかどるよ!