旅と日常のあいだ

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秋の贅沢、高級ルビーロマンのパフェ@ANAクラウンプラザホテル金沢

時はまさにルビーロマンの季節。石川県が誇る超高級ぶどうである。今年(2023年)の初競り価格は、過去最高の160万円。1房で! 160万円!! まさに宝石。

その輝かしいルビーロマンを味わうべく、ANAクラウンプラザホテル金沢へ。1階カスケイドラウンジにて、1か月限定でルビーロマンのパフェを提供しているのだ。日時指定で予約し、昼ごはんも食べず胃袋を万全の状態にして、いざ!

きました、「ルビーロマンのリッチパフェ」2,400円。パフェとしては人生史上ぶっちぎりの最高額! とてもゴージャスで品があって大人なパフェだった。

そもそもルビーロマンって本当にそこまでおいしかったっけ? 2018年にも同じ場所でルビーロマンパフェを食べたのに記憶があいまい。……と思ったら、ほかでもないこのブログの過去記事に「なんという多幸感」「ぶどうを食べてこんなにも心が踊ったことはない」と記録してあった。へえ~そんなにおいしかったのか。非常に参考になるブログだなあ! ちなみに当時は1,350円。やす!!!! 

 

さて2023年のパフェは、ルビーロマンとシャインマスカットの共演。上にはダークチョコの飾り、ホイップクリーム、クレームブリュレ(クリーミーかつ表面パリパリの高クオリティ)、シャンパンのソルベ(香りがいい。甘さ控えめでお口直し的な存在)、ルビーロマンのソルベ。グラス上部だけでも要素がめちゃくちゃ多い。その下にスポンジケーキとクリームがたっぷりで、さらに、グラノーラ、能登赤ワインのゼリーと続く。

食感、舌ざわり、温度、甘さ、さわやかさ…。たたみかけるような変化が重なり合って、どこを食べても鮮烈なおいしさで飽きない。すごいわ、前回からものすごいパワーアップしてるよ。

主役のルビーロマンには金箔が散りばめられていた。ねえ…この世に、金箔に負けない迫力と気品をもったぶどうってある? ルビーロマン、君しかいないよ。

ルビーロマンの直径は500円玉くらい。皮のまま口に入れてゆっくりかむと、皮がつるんとはずれる。同時に果汁が惜しみなくあふれ出して、どんどん飲み込まないと追いつかない。この前代未聞のジューシーさ。ああ、ルビーロマンというのは一粒ひとつぶが飲み物であったのか…!と実感するような、それくらい途切れのない果汁感なのだった。口の中でおぼれるわ。

ミニグラスに入っているのは濃厚なルビーロマンソース。パフェの途中でクリームやスポンジケーキにかけると味と香りが一気に華やかになる。マカロンもついていて、おまけレベルではなくしっかりおいしかった。

いや~、どこまでもルビーロマンづくし。堪能した。シャインマスカットとの組み合わせがまたよくて、弾けるプチプチ感とすっきりした甘さがルビーロマンと好対照。「みんなちがって みんないい」の精神で、どちらの長所も引き立っていたなー。

2023年のルビーロマンパフェは9月15日まで。次に食べるのは来年か、はたまた数年後か。その頃には1つ5000円くらいに跳ね上がってるんじゃないか。なんにしろ、祝祭気分が浮き立つ素晴らしいパフェだった。

 

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