旅と日常のあいだ

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夜なべでポケットの縫い付け、2022冬

子どもが自分のズボンにポケットをほしがるシリーズ第二弾。

▼前後がわからなくなるからお尻にポケットを付けてくれと言われ、せっせと縫い付けていた夏の日々……。

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あれから季節がめぐり、冬服にもやっぱりポケットがほしいと。朝、その日に履くズボンを私が出しておいても、ポケットがないと「これはイヤ、別のにする」と言って拒否するようになってしまった。理由は夏と同じで、自分で履くときに前後がわかりにくいから。それと、夏はポケットに「ケータイ」(と呼んでいる小さめの電卓)を入れるのがブームだったけど、今はボールペンやサインペンを5、6本挿しておくのがブームになってるので、ポケットがないと困るとのこと。はあ、そうですか……。

付けなきゃ付けなきゃと思いつつ、面倒なのと忙しいのを言い訳に数週間放置。ポケットがないばかりに一軍昇格できないズボンが何枚もあることがすごいストレス。解消するためにはポケットを付けるしかないんだが、そのほんの少しの手間と時間とやる気を作り出せない自分がまたストレスで、考えるのも嫌になってた。

しかしついに先日、重い腰を上げて着手。前回は手ぬぐいのはぎれをつかったけど、今回は縫い代の始末すら面倒なのでフェルトで作った。端は切りっぱなしのそのままで、手縫いでザクザクと適当に。

ハイ、適当ポケット。色のセンスについては何も言わないでくれ。位置が曲がってるのも気にしないでくれ。尻にポケットが付いているという事実のみを尊重してくれればよい。

幸いにも、子どもはこれを見て納得。「もう、前と後ろを間違えないね!」とにこにこしていた。色がイヤとかどうとか文句を言いだしたらどうしようかと思ったよ。

ていうか、当分のあいだ、ポケットのないズボンは買わないことにする。モノを入れたいブームが去るまでは。