金沢の「ジョニーのビリヤニ」にて、チキンビリヤニをテイクアウトした。ビリヤニの名を知ったのは一年くらい前か。ある界隈ではブームらしいと聞きながら、食べるのはこれが初めてだった。ざっくり言うとカレー味の炊き込みご飯で、バスマティライスという細長いお米を使っているのが特徴。
ごはんについて、初見の感想は「そうめん!?」で、食べてみての感想も「炒めそうめん…?」だった。食感も、それじたいに際立った味がないところも。全体的にはもちろんカレー味(スパイスの香りいろいろ)、鶏肉がごろごろ入っていて、玉ねぎの甘味が凝縮されたフライドオニオンがたっぷりで、とてもおいしかった。
店で提供されるときはフライドオニオンではなく生玉ねぎのスライス、そしてパクチーがのっかってるのだけど、テイクアウト品にはついてこない。衛生面の観点から生野菜は入れていないとのこと。パクチー抜きで注文するつもりの私には結果的に好都合だった。
ビリヤニは、世界三大炊き込みごはん(そんなのあるのね)の一つであるらしい。あとの二つはパエリアと松茸ごはんだそうで、松茸ごはんだけ、やけに具材の指定が具体的だなあ。なんにせよ、炊き込みご飯というのはなんでもだいたいおいしいと思う(個人的意見)。ちなみに昨日の昼がビリヤニで、夜はとうもろこしごはんを炊き、今日は豆ごはんを炊いた。具の旨味とほんの少しの塩気を含んだごはんは、最強。
▼5年前にスペインで食べたパエリア。サングリアもおいしかったしレストランのおじさんもいいキャラだった。幸せな思い出。