金沢市長坂台のパン屋さん、「小麦の奴隷」のザックザクカレーパン。去年のオープン時、ホリエモン氏プロデュースということで話題になった店の看板商品。近くを通ったので寄ってみた。
まわりにクルトンがまぶしてあって、どこを食べてもまさにザクザクのカリカリ。食感が楽しくて、これは確かにくせになる。パン生地は普通。中のカレーも普通。クルトンはおいしいんだけど、その一方でというかだからこそというか、だんだんと油っこさが気になってきて、食べ終えるころには「もうじゅうぶんです」という気分になってしまった。年のせいなのか。
チョコ入りフランスパンとはちみつバターパンも食べたけど、良くも悪くも「普通」だったなあ。スーパーで売ってるメーカーの量産パンと変わらないような。この店では、工場で一律生産されたパン生地を冷凍して各店に運び、店で焼いて出している。それはもちろん全然悪くないけど、私がパン屋さんに求めるものとは違ったし、それにしては値段が高いなーという感想。カレーパン1個250円とかね。とりあえず話題性に乗っかってみて、でもこの一回だけでいいなというのが個人的な感想。
個人的感想ついでに、貼り紙に書いてあった「店内撮影自由。奴隷クルーはフリー素材!」という表現も私の感覚に合わなかった。ここで働く奴隷には自由などない、というふうに見えてなんかモヤモヤ。気にしすぎ?