ピエールマルコリーニのコラボドーナツを求めてまたミスドへ。全6種類のうち前回は店頭に2種類しかなかったけれど、今回は4種類あった(そのうち1種類は前回と重複)。なかなかコンプリートできないなー。
赤いハート型の「デニッシュショコラフランボワーズ」が最高においしかった。ココア味のデニッシュ生地の間にはさまれているのは、チョコレートクリームとフランボワーズソース。クリームの味わいは濃厚だけど口当たりはふわっと軽く、チョコの甘さとフランボワーズの甘酸っぱさが最強の好相性でからみあっている感じ。表面にまぶしてあるフランボワーズシュガーとやらが甘酸っぱさを引き立てて、これはヤバい、どれだけでも食べられるおいしさだぞ……!と震えた。
ぶるぶる震えながら、奥に見えてるヘーゼルナッツとキャラメルのドーナツも食べた。しっとりして濃密なココアドーナツは悪魔的なおいしさ。23時という遅い時間にこんな高カロリースイーツを食べていることの甘い背徳感によって、おいしさの悪魔ぶりがさらに増すのであった。
それにしてもフランボワーズがおいしかった。ドーナツ部分はなくてもいいからチョコとフランボワーズの組み合わせに集中して思う存分堪能したい!と思った。ドーナツはいらないからチョコが食べたいって、あれっ、それこそまさにピエールマルコリーニが作っているものだよな?とふと気づく。コラボ商品をきっかけに本家商品に関心がむくという、メーカーからしたらなんとも理想的な筋書きの思考をする消費者、それがいまの私。調べてみたら、このドーナツの元になったクールフランボワーズというピエールマルコリーニの看板ショコラがあって、一粒400円くらいであった。高級品! しかし時はバレンタインシーズンである。ここはいっちょう奮発して、自分(および夫)に買ってみようかなー。