旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


静岡生まれ、ねっとりおいしい干し芋の季節がやってきた

職場にて、親戚のいちご農家(@群馬県)から送られてきたといういちごのおすそ分けをいただいた。「やよいひめ」という品種。甘みがつまっていておいしい。別の人からはクッキー詰め合わせの差し入れがあり、また別の人からはパウンドケーキの差し入れをもらった。おやつが一気に充実。

帰宅したら今度は妹からの荷物が届いた。静岡県産の干し芋詰め合わせ! 毎年この時期になると送ってきてくれる。ありがたや~。

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あかほりという会社の干し芋。なかでも「端山トク」という商品が、干し芋大好き一家である妹家族が各社の多様な干し芋を食べまくった末にたどりついた「我が家のベスト・オブ・干し芋」とのこと。切り落とした端っこ部分を集めたふぞろい芋なんだけど、小ぶりサイズでむしろ食べやすい。妹は、親しみを込めてなのか何なのか「トクさん」と呼んでおり、LINEで「もうすぐトクさん送るね」とか「トクさん5袋です」とか書いてくるのがおもしろい。今回うちにいらっしゃったのは、トクさんとヘイタさん。芋の形状によって商品がキャラクター化されてる。

 

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トクさんをアルミホイルに並べて5分ほど焼いてから食べた。温めるとおいしい~。香ばしさとねっとり感が増して焼き芋みたい。

この干し芋、妹が加工直売所に行って発送手配をしたとのこと。「どんな箱に入ってた?」と聞かれたので「干し芋とはまったく関係ない、だしの箱の再利用だった」と答えたら「箱代100円払ったのに! お芋おいしいから許すわ」だって。確かに、代金払って再利用の箱とは思わんよね、普通。これは、箱の製作にお金をかけるより、その分おいしい干し芋づくりに注力しようという製造元の心意気に違いない。たぶん。

家でも職場でも、おいしいものをよくもらう一日だった。ごちそうさま。