旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


「鬼滅の刃」煉獄さんにしびれ、クロスゲートで天ぷらを食べる

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鬼滅の刃を観に映画館へ。噂に違わず、涙なしには観られなかった。持参した箱ティッシュが役に立ったわ。先に単行本を読んでいたからストーリーは知っていたのだけれど、だからこそ、どういう展開になるのかがわかっていて悲しみが増幅された部分もある。

ていうか煉獄さんのかっこよさは何なの。もう完全に心を持っていかれた。特に終盤はずっと心のなかで「煉獄さん、煉獄さん、煉獄さぁぁぁん……!!!」って思ってたし、観終わって席を立ったときには「どうしよう、煉獄さんのことを好きになってしまった」と割と本気で胸が苦しくなった。2次元の相手にときめいたのはいつぶりか。ハクかイザークか瀬田宗次郎ぶり(ぜんぶ古いなー)。

初登場時、煉獄さんは妙に明るくて声が大きすぎる変なお兄さんという印象しかなかったのに。髪型も派手だし目はギョロッとしてるし、好きでもなんでもなかったのになあ。戦いの中で見せる圧倒的な速さと強さ、周囲の人への優しさ、器の大きさ、自分の信念を絶対に曲げないところなど、知れば知るほど魅力的で引き込まれるのだよね。終盤は口にする言葉が名言だらけで、どれも心に染みまくって胸も目頭もいっぺんに熱くなる感じだった。

致命傷を負った煉獄さんが、炭治郎に「こっちにおいで 最後に少し話をしよう」というところ。それまでずっと威勢のいい大声をあげていたのに、うってかわって優しい口調になるのが泣ける。あと、幻のなかで見た母に「立派にできましたよ」と言われて少年のように嬉しそうな笑顔になるところで、涙腺が完全崩壊。母を慕う煉獄さんに自分の息子を重ねてしまい、ぎゅーっと抱きしめてあげたい気持ちになったのだった。

 

ああ胸が苦しい!と言いながらもお腹はすく。金沢駅近くの映画館から移動し、西口に新しくできたクロスゲートにてお昼ごはんとした。「喜久や」という天ぷらの店。席はキッチンを取り囲むコの字型の長いカウンターのみ。平日13時でほぼ満席だった。

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天ぷら定食を食べた。天ぷらは、海老2本、きす、いか、れんこん、舞茸、なす。どれもおいしかった。量もバランスもちょうどいい。これにごはん、味噌汁、漬物がついて税込み1000円。コストパフォーマンスがいいなと思った。夫の肉天ぷら(豚ロース、鶏もも、鶏むね肉の大葉包み)もおいしそうだった。