週末、子どもを連れて動物園に行ってきた。予想以上に混んでおり、自分を棚に上げて「みんなそんなに動物園に来たいの?!」と思ったことよ。晴れて暑い日だったこともあり、少ない日陰および屋内展示に人が集まりがち。密です!と言いたくなる局面がちらほらあった。親は帽子とマスク、子はベビーカー(アスファルトの地面が近い)で熱中症が心配なので、あまり長居はせず足早に見学…といっても1時間半ほど滞在。まだまだ足りない、もっとゆっくり見たかったね! 次は涼しい時期に行こう。
子どもにとっては初めての動物園で、1歳4ヶ月にはまだ早いのかな?と思ったけど、図鑑でしか見たことなかったゾウやキリンを目の前にして、何かしら刺激を受けたり楽しんでいるような様子だった。
私がおもしろかったのは、カメ。上は石像で下が本物。なぜここに偽亀を置く必要があったのかは謎である。亀の動きってひとつひとつは遅々としてじりじりなのだけど、別の亀を見ていてちょっと目を離したすきに、意外なほど遠くまで移動してたりする。えっ、その距離を進んだの?いつの間に?って感じで。
あと、雷鳥。冷房の効いたケース内での飼育。丸々としてかわいい。これまで北アルプスにも南アルプスにも何度も登っているのに雷鳥に出会ったことが一度もなくて、憧れの存在。そうそう簡単に出くわすものではないけど、周りの山の友たちの間では、見たことあるという声を聞く。うらやましい。動物園でなく、できれば山でお目にかかりたい。あー、山に登りたい!
移動の車中、動物園に行くのはいつぶりかと夫にたずねたら「前に行ったのは男4人で10年くらい前」との返答。男4人で動物園の意味というか背景がわからず、何故?!となったが、職場仲間とシンガポール旅行の際に動物園に寄ったとのこと。それならわかる、観光スポットとして有名だもんね。
っていう話をしてたら、お昼ごはんに立ち寄った店(餃子の王将。大好き)にて、その動物園仲間のおひとりと出くわすという偶然が!おお、今さっき話題にしてたとこだよ、すごいこともあるものだね…と思った。アルプスで雷鳥に会うのとどっちがすごいかしらんと考えながら、今夏初めての冷やし中華と餃子をいただきましたとさ。