旅と日常のあいだ

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北海道旅⑤ 幌加内そば、いくら飯、そして旭山動物園

富良野でラベンダー畑を満喫し、ノロッコ号で旭川駅に戻る。今日はもう何の計画も入れていないのでのんびり。本日の宿は、駅からすぐのホテルルートイングランド旭川。部屋でしばしダラ~っとしたのち、夜ごはんを食べに駅直結の巨大なイオンモールへ。レストランフロアをぐるりと見て回り、幌加内そばの店に決めた。家族全員そばが好き。

さっぱりしたものがよくて、とろろそば。喉ごしがつるんとしておいしかった。子は自分の意志でざるそばを注文。そばの味が一番シンプルにわかるからというツウな理由ではなく、「野菜がのってないそばがいい」というわがままの結果である。

ホテルでの夜は過ぎ、翌朝…。

7時に起きて朝食会場へ。ビュッフェの品数多くて非常に魅力的だった。食べたいものがたくさんあって困った。

白飯にいくら好きなだけのせ。いももち。アスパラガスのソテーを山ほど。ほかサラダに卵にウインナーにかぼちゃスープなどなど。さらにコーヒーデニッシュパンやホイップクリームをのせた焼き立てパンケーキも。炭水化物とりすぎマン。

さて今日は旭山動物園へ。スーツケースはホテルに預けたまま、手荷物だけ持って旭川駅の動物園行きバス乗り場へ。15分前に着いたらすでに行列ができてたけど、ぎりぎりのところで3人とも座れた。8:40発。すし詰め満員で外の景色1ミリも見えず。子は、隣席でぐずっている年下女子に向けて自分のぬいぐるみ(ぞうさん)を見せて遊んでた。

動物園に着いたのは開園15分ほど前。列車+バス+入園券のセット切符を買ってあるので、降車時にバス料金の支払いがなくてめちゃスムーズだった。入園券の購入列に並ぶ必要もないし楽ちん。開園待ちの行列が伸びていたけれども9:30の開園でどんどん流れさほどストレスなし。入ってしまえば広くて、園内が混み合ってるという印象はあまりなかった(平日だったので。土日や夏休みはまた別かも)。

あざらし、ぺんぎん、ホッキョクグマ。トラ、ユキヒョウ。フクロウ。どの動物を見ても、子はまず「何を食べる?」と聞いてくる。

ライオンの横顔がイケメンすぎんか。王者の風格。凛々しい。

一方、メスライオンたちのごろにゃん具合がかわいくて。この姿を見ると、猫だな~と思う。

園内は割とアップダウンが大きくて、子は疲れたのかだっこをせがみがち。1時間半くらい回ったところで雨がザーッと降ってきて、子は長靴とカッパ、大人は雨傘を開く。持ってきておいてよかった! 雨脚が強くなるし疲れも大きくなってるし、そろそろ潮時ねとバス停へ。行きに比べて待ち人少なく余裕で座れた。11:40発。だいたいの人は3時間4時間かもっと長く滞在するだろうけど、我々の気力体力的にはちょうどよかった。これ以上まわってたらヘトヘトだったと思うし、午後は別の予定もあったので。

旭山動物園内のぺんぎんポスト。ここに手紙を入れると動物園オリジナルの消印を押してくれるのだけど、うかつにもペンとハガキの持ち合わせがなくて投函できなかった。あとから郵頼(郵便局に依頼文書を送り、消印を押して返送してもらう技)で頼むつもり。

消印の図案はここで見られます→小型印 - 日本郵便

旭川駅に戻り、イオンでお昼ごはんを調達してから13時発札幌行きの特急ライラックに乗車。自由席がらがら。各々、おにぎりやザンギやかぼちゃコロッケなどを食べる。

途中、岩見沢駅に停車していた「ロイヤルエクスプレス」に遭遇。水戸岡鋭治氏がデザインを手掛けたなかでも、ずばぬけてきらびやかで贅を尽くした豪華列車。調べてみたら、北海道を3泊4日でめぐるプランが80万円以上だった。規格外! 高貴なブルーを横目に、私たちは終点の札幌へ…。

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