旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


一週間ぶりの自宅にて、ホットケーキを焼いて気持ちを整える

子どもの入院の付き添い役を夫と交代し、一週間ぶりに我が家へ一時帰宅する。室温24~5度に保たれた病棟の環境にすっかり慣れてしまい、コートもマフラーもせぬまま薄着で外出。そしたら世間はまだまだ肌寒かった。もう春かと錯覚してたけどまだだったみたい。2週間あまりの隔絶生活を送るうちに、シャバの空気感を忘れておったよ。

病院では、入院患者にはバランスのとれた食事が出るけれど、付き添い者には用意されない。ので、自分で売店に行きパンやお弁当を調達して食べている。嫌いじゃないけどやや味気ない。それに、もう長いこと生野菜のみずみずしさとか作りたての温かさというものに触れていない。よし、家に帰ったらまず、野菜いっぱいのサラダと具だくさんのあつあつスープを作ろう。

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……と思っていたんだけど、帰宅して、自分が食べたいものに忠実になった結果、作ったのはホットケーキだった。我ながら「そこ?!」って感じだけど、好きなんだから仕方ない。焼きたてならではのいい香りと柔らかな口当たり、私がほしかったのはこれなのよ、と思いながら食べた。サラダもスープもないけどひとまず気持ちは満たされた。栄養バランス的にはどうにも不十分な気がするけど。

今回は、思い立って生地に水切りヨーグルトを加えてみた。焼き上がりはしゅわっとした軽さとしっとり感が出てとてもおいしくできた。半分は焼き立てを食べ、半分はラップで包んで病院に持っていく。夫と再び付き添い役を入れ替わったあと、おやつに食べた。冷めてもぱさついてなくて、しっとりモチモチした弾力があった。うーむ、おいしいなー。退院して時間ができたらもう一回作ろう。そのときは、次こそサラダとかスープも作る(予定)。

お題「朝ごはん」

お題「ひとりの時間の過ごし方」