数ヶ月前からほしいほしいと思っていた、イッタラのガラスボウル「カステヘルミ」。食器の衝動買いは失敗する可能性大なので(買ったけど使わないとか、しまう場所がないとか)、必要性、使い勝手、ときめき度合いなどをよくよく考えた上での購入だった。そこまで思いつめるほどの高額品ってわけではないけれども、食卓にこのボウルがある風景を何度も想像し「ああ、今ここにカステヘルミがあれば!」と思うことが数十回になったので、自分のなかで「これはもう絶対的に必要よ」となったのでした。
しずくを落としたような装飾がきれいでかわいい。これから春、夏になっていく時期、涼しげで軽やかなこのうつわが大活躍しそうな気がする。そもそもガラスのうつわが家にひとつもなくて、ヨーグルトもフルーツもサラダも酢の物も磁器あるいは陶器によそっている我が家なので、そこに登場したガラス製品というのは実に新鮮……!
伊予柑もいつも以上にみずみずしく見える!(たぶん気のせい)
食器といえば、普段から愛用しているものでヒビが入っているのがあって気になっている。2枚あるうちの1枚にヒビ。買い替えたいけれども、「いつでも買える定番商品」ではないので同じものを探すのが難しい。大人2人が使うものだから2枚とも同じものでそろえたいけれど、そうすると結局、まったく別の新しいお皿を2枚買う選択になるわけで、つまりヒビが入っていない方の1枚は出番がなくなるわけで、それって無駄だし切ないなぁと。それが嫌だから食器に関してはメーカー不変の定番製品しか買いたくないのだけど、旅先とか陶器まつり的な場所でふと目が留まって心奪われてしまうのが、これまた食器の恐ろしいところであるよ。