旅と日常のあいだ

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寒さに耐えて、芽吹けヒメシャラ

午前8時の通勤途中、道ばたの草に目をやると霜が降りていた。ぶるぶる、寒いはずだ。冷え込みの厳しい冬場、盆栽たちの世話には手がかかる。基本的に盆栽は屋外で育てているのだが、下手をすると朝には土が凍る。なにせ鉢が小さいので、うかうかしていると根まで凍る。これは致命的。よって、「明日の朝は冷えるぞ」という日には、前日のうちに鉢を屋内に移しておく。

無事に朝を迎えたら、じゅうぶんな日光を当てるためまた鉢を移動。しかし、乾燥するこの季節、日当たりの良い場所に長く置いておくと今度は土が乾ききってしまうので、午後には適度に日陰になる場所がベスト。

こんなにあれこれ気にしなくちゃならぬのは、とにかく鉢が小さいせいだ。もっと大きい鉢に植え替えれば楽なのに、いや、いっそ庭の土に直接植え替えてしまえば本当に楽なのに!と考えて、おっとそれでは「盆栽」にならないじゃないのと思い直す。

その寒さやら乾燥やらの中でも、小さな植物はマイペースで生きております。立ち姿が美人なヒメシャラの木に、びろうどのような芽を発見。

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これが芽吹いて、葉を茂らせて、紅葉して、散って、その次の年には、また芽吹いて、葉を茂らせて、紅葉して、散って、さらに次の年には、また芽吹いて、葉を茂らせる。一体どれだけ先の未来まで、この芽の中に入ってるんだ?と考えて気が遠くなったり。こんな奥の深い世界に、こんな若さ(?)で入り込んだ私は、いい趣味してるわ。