昨日の大雨から一転の快晴、気温が上がって日差しが強くて半袖裸足。11月下旬で24度って!さわやかな日曜日、この機を逃すまじと朝から目を見張る働きぶりで家じゅうを掃除した。室内もベランダも窓のさんもぴかぴかだ。布団はふかふか、洗濯物はふわふわ。久しぶりに盆栽の手入れもした。枝の整理とか枯れ草の始末とか。冬支度。
ハゼは紅葉中。鉢の中に赤やら橙やら。
ケヤキは緑。ケヤキって、確か紅葉するよね……? これから色づくのかしら。足元の苔の深緑がたいそういい感じで、あああ苔は本当にいいなあと見つめるうちに、「そういえば夏に苔用の小さな鉢を買ったはずだ」と思い出し、苔の移植を試みることに。
これが苔用の鉢。金沢で買ったもの。ここに土を入れ、ケヤキの足元に生えている苔の一部をペリッとはがして移す。
こうなった。苔をはがした部分は当然ながら土がむきだし。風情がなくて気の毒なので、生えている苔を適当にちぎって土を隠すようにごまかしておく。「ごまかしておく」って、一体だれに対してのごまかしなのか。ケヤキに対してか?と自問しつつ。
できたー!我ながら完ぺきなごまかしっぷりだ。
苔鉢を、さっそく室内に飾ってみる。リビングの棚の上に。「小さなみどりのある暮らし」みたいな。
ほかにも苔を置くのにふさわしい場所がないかなーと、台所、洗面所、寝室などいろいろに置いてみたものの、「水やりに便利で適度に気温の変化があってたまには日光もあたる場所で、しかも土の中に虫がいるかもしれないから衛生面でも心配のないところ」となるとそんな場所は一か所しかなかった。
すなわちベランダである。そんなわけで小さな苔鉢ちゃんはベランダの盆栽棚の上。家に来客があるときくらいは室内に飾ろうか。この小さく愛らしきものに、誰か反応してくれるかな?