旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


使い切れないめんつゆは冷凍すればいいのだとやっと気づいた

暑さが増してきて、冷たいそうめんがおいしい時期。市販のめんつゆを買うのはいいが、一度開けるとこれが日持ちしないのだよね。パッケージには「できるだけ一回で、長くても3日ほどで使い切るべし」と書かれているが、大人二人の我が家で一気にそんなにたく…

安くてアレンジ自在、業務スーパーの冷凍タピオカが優秀

業務スーパーで買った冷凍タピオカ。近頃のタピオカブームでどこも品薄らしいんだけど、家から行ける距離の3店舗目でやっと遭遇。300グラム入りで300円くらいだった。お湯に30秒つけるだけでもちもちのタピオカになるという手軽さ。 袋にはドリンク一杯分の…

髪を切り、ノリノリで会話し、たいやきを食べる

髪を切りに、初めての美容院へ行った。担当してくれたのは同世代の店長で、おしゃべりの量とタイミングがちょうどいい人だった。役に立つことと面白いことを半分ずつ話してくれる感じで、こちらも無理せずに質問したりツッコんでみたり笑ったり感心したり。 …

島本理生『あなたの愛人の名前は』感想

島本理生さんの小説『あなたの愛人の名前は』を読む。6つの短編がおさめられており、ある恋愛を男女それぞれの視点から描いたものとか、同じ人物が別の話にも登場したりとか、人間関係やエピソードが少しずつ重なり合っている構成がよかった。 「足跡」「あ…

アナログな穴場図書館と、穴の空いたお得なおやつ

2019年春にオープンした野々市の複合施設、カミーノによく行っている。お目当ては図書コーナーなのだけど、ここが超穴場。スペースも本棚も小さいけれど、行くたびに新刊や話題作が続々と並んでいる。芥川賞・直木賞候補作とか、本屋大賞関連とか、新聞で紹…

夏のおはぎ「夜舟」を食べる。桃あんと、ブルーベリーあん

おはぎやぼたもちと呼ばれるあの和菓子を、夏は「夜舟」と呼ぶそうだ。先日ニュースで取り上げられていて初めて知った。石川県では、地元の農家と和菓子店がコラボした農菓プロジェクトという団体が、夜舟を夏の風物詩にすべく活動しているらしい。具体的に…

歌の向こう側にある景色や気分を読む。東直子・穂村弘『しびれる短歌』

新聞の書評欄を見てひかれた、『しびれる短歌』を読んだ。歌人の東直子さんと穂村弘さんによる対談集。私はお二方の短歌がかなり好き。穂村さんは散文も大好き。 しびれる短歌 (ちくまプリマー新書) 作者: 東直子,穂村弘 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: …

似ている二人、なかしましほさんとムラヨシマサユキさんのお菓子談義

NHKきょうの料理で、二人の料理家が手紙をやりとりしながら自慢の1品を紹介しあう「往復書簡」という企画があったので見た。初回(7/9)は、なかしましほさんとムラヨシマサユキさん、どちらも焼き菓子界の有名人。特にムラヨシマサユキさんは一年ほど前から…

流行てんこ盛りのタピオカパンケーキと、「雨後のタピオカ」

2017年の秋、台湾に行ったときに食べたタピオカミルクティーパンケーキ。「美好年代」というカフェにて。 タピオカ+パンケーキという組み合わせといい、かわいいのか薄気味悪いのかよくわからないビジュアルといい、斬新さにびっくりした記憶がある。さすが…

金沢、老舗和菓子「村上」のカフェにて抹茶レモンあんみつを。

友人と、金沢にある【菓ふぇMURAKAMI】へ。老舗和菓子店「村上」が運営するお店で、モダンで洗練された雰囲気のカフェ。別の店でランチを食べたあと、13時頃に行ったら満席だった。案内を待つ間に、売り場の和菓子(買って帰れる)を眺めたり、椅子に座って…