住之江公園駅でニュートラムを降りて、夜ごはんを食べに梅田方面へ。子はメトロに乗った瞬間に寝る。朝からの疲れが全部出たよね、無理ないわ。
お好み焼きが食べたいなと思いつつ、具体的なことはノープランのまま梅田で下車。熟睡の子ども(ずっしり16kg)を抱えて移動する。梅田界隈の地下街は、立ち飲み屋か、背もたれのない小さな席が密集した居酒屋だらけ。大人だけなら飛び込みたいけど、子どもを横にさせられるスペースはまったくないので無理だ。
我々が求めているような店はどこにあるんだろう。私も夫もこの辺の情報をまったくもっておらず雰囲気だけでウロウロ…。とりあえず大阪駅の方へ行ってみよう、百貨店ならばなんでもそろうはず!とようやく阪神百貨店へたどりつく。店内にやたらと阪神タイガースが充満してるなと思ったらそれは当然で、前日にクライマックスシリーズで阪神が優勝したばかりなのだった。
このあたりで子が目覚める。9階に思ってたようなエリアを発見。フードコートのちょっといいところバージョンみたいなの。タンポポというお好み焼き店があった。入る前に、子に「夜ごはん、お好み焼きはどう?」と聞いたら、「白ごはんがいい。なんでもいいけど、お好み焼きは食べない」との爆弾発言。待て待て大阪に来てそれを言うとは何ごとか、地元民の耳に入ったら怒られる…!と息をのむ私。どきどきしながらタンポポのメニューを確認したら白ごはんセットがあった。助かった~。
「カチョ玉」というメニュー名のお好み焼き。カチョカバロチーズが入っていて、むっちりとろ~り。厚さ3センチほどもあり、具はすべて細かいサイズで全体的にふわっとしてた。おいしかった。オム焼きそばも頼んで、私と夫でシェアした。
子は本人の希望通り白ごはんセット。ごはん、わかめスープ、土手煮みたいなの、漬物。オム焼きそばも少し食べた。「わかめスープがおいしい~!!」との感想。
カウンターに面した鉄板で焼いてくれる。我々は少し離れたテーブル席に座った。フードコートなので、配膳も水のグラスもセルフサービスで。子ども連れには、この気楽な感じがとてもありがたい。タンポポにはこことは別に本店があってミシュランのビブグルマンに選ばれているのだと、カウンターに置かれたガイドブックで知った。
阪神百貨店にはハーブスが入っているのでかなり後ろ髪を引かれたけれど、カロリー的な観点から我慢し、立ち寄らずにホテルへ向かった。が、あとからやっぱり甘いものがほしくなり、お風呂も子どもの寝かしつけも終わった22時過ぎにホテル近くのローソンでスイーツを買う始末。そんならハーブスのケーキを買っときゃよかった~!
鉄板焼き・銅板焼き tanpopo(タンポポ)
大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店梅田本店 9F