1泊2日で大阪へ行ってきた。家族で観光旅行。
海遊館、たこ焼きとお好み焼き、大阪城港から水上バスなど定番コンテンツをなぞりつつ、予定外というか予想外に楽しかったのが、日本一低い山として知られる天保山の山頂を踏んだこと。標高4.53メートル。日本一高い山には何度も登ってるけど低いほうは初めてで、最高&最低のダブル登頂を果たしたおもしろさに興奮した。
と言いつつ、実は天保山、現在は日本で二番目に低い山なのである。国土地理院の地形図に山として掲載されているという条件において、かつては間違いなく一位だった。ところが2014年に仙台の日和山にその座を明け渡している。でも条件を変えて「二等三角点がある山」という言い方をすれば、その中では今も日本一。定義や背景をめぐるストーリーも含めて興味深い。
これがその、重要にして貴重な二等三角点。
山頂までは、ゆるやか~な坂道をえっちらおっちら登っていく。所要時間20秒くらい。低すぎて地味すぎてそこが山頂であることに気づかない人が多いため、そんな不幸な山岳遭難を防ぐための山岳救助隊(案内人)も存在するそうな。町おこしの一環らしいけど、洒落がきいてておもしろいなー。
そのほか、子の熱烈な希望により運転手不在の自動運転鉄道ニュートラムに乗ったり、夫の熱烈な希望によりホームと線路の数がべらぼうに多い阪急梅田駅ホームに行って複数列車の同時発車・同時入線をひたすら愛でたりした。どちらも非常に見ごたえがあり鉄の琴線にガンガンに触れまくり、動画を撮りまくった。そんな感じでメジャーどころとマイナーな趣味とを織り交ぜた1泊2日。詳細はまたおいおい。