職場に利用者からの電話がかかってきて、第一声からオラオラな雰囲気なので警戒していたところ、案の定無理な要求を突きつけてきた。ルールとして不可能な内容なので、それはできかねますと淡々と応じる。相手は一方的に怒鳴って「上の者に代われ!」と言ってくる。出たよ、怒鳴り散らかすおじさんにありがちなフレーズ「上の者に代われ」。ハッ、代われと言われてやすやすと代わると思うなよ。
相手は「お前じゃ話にならん、上の者を出せ」と連呼しているが、どうにか寄り添うべき場面でも神妙に謝る場面でもなし。誰が対応しても規則どおりの回答になる案件であり、話はもう終わっている。いくらゴネても仕方ないのにしつこく要求を繰り返して時間の無駄遣いをするのは何なの、ひまなの?
「上司には代わりません。代わっても答えは同じです。これ以上できることはございません」と最後通告。相手は「オイッ、もう切るぞ!!」と声を荒らげてプツッと通話を終了した。ええ、切ってくれて結構。切るぞと宣言してから切るなんて、むしろ丁寧な人じゃん。
そんなある日の、釜茹で桜海老ごはん。おろししょうがとめんつゆをかける。子も夫も好まないので私だけが食べている。桜海老が好きな気持ちの9割は味、残りの1割は地元静岡県への郷土愛みたいなもの。静岡に住んでるとき以上に今のほうが好きになっていて、釜茹での冷凍品を見つけると買ってしまう。干し桜海老より断然好き。