旅と日常のあいだ

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桜もちパンケーキとかけて、最近の読書傾向ととく

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 セブンイレブンで売ってる「桜もち風パンケーキ」がお気に入り。この1ヶ月で4回買ったけどまだ飽きてない。パンケーキで桜あんとホイップクリームをはさんであって、ほんのりした桜葉の香りと塩気が、あんことクリームの甘さをちょうどよく引き立てていておいしい。パンケーキはもちもちで、手でちぎると伸びそうなくらいの弾力がある。「桜もち風」というネーミングに偽りなし。

期間限定商品なので(そしていつ販売終了かがわからないので)、店頭で見かけるたびに「まだある!」と嬉しくなって買ってしまうのだった。

セブンでパンを買うのは職場での昼食として。食べながら読書をしたいので、片手で食べられてかつポロポロこぼれないというのが重要条件である。その意味でこのパンケーキは最適解(栄養面においてはまったく最適じゃないけど)。このシリーズはこれまでにもブルーベリー&チーズ、マロン、ティラミス、抹茶などの期間限定品が登場し、どれもハズレがなかった。桜もちの次の商品にも期待。

今読んでいるのは乗代雄介『本物の読書家』、青山七恵『ハッチとマーロウ』を気分によって。乗代さんのは文体が独特で奇妙で難解、ハッチとマーロウは明るくポップで純真で、印象もテンションもまったく違う。2冊を並行して読むことで私の中でお互いの存在が引き立てられて、まるで、塩気のきいた桜あんと甘いホイップクリームのような関係なのでした。(←うまくまとめたつもりか?)