旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。



英仏旅行記05 ロンドン夕景、ビッグ・ベン、そして雨

▼前回の旅の模様はこちら

オックスフードから、列車の乗継を間違えながらもようやくロンドンに到着した私たち(180度反対方向の列車に乗っていた)。観覧車「ロンドンアイ」のチケットを取ってあったので、TUBE(地下鉄)に乗り換えてそのまままっすぐにロンドンアイを目指す。営業時間ぎりぎりだけど、なんとか間に合わせたい! なにしろチケットは3,000円くらいするんだもの。すでに日付指定チケットをネットで購入済み、翌日への振り替えはできないのでここで3,000円を無駄にするわけにはいかないのよー!!と、一心不乱である。荷物を預けるひまも惜しみ、でかいスーツケースをガタガタ引きずりながら駅の階段やらテムズ川の橋やらを駆け足で移動。途中で雨に降られ、荷物とともに濡れねずみになった私たち二人は、ほうほうのていでロンドンアイのカプセルに乗り込んだのだった。

すでに時刻は20時をまわっていて、それでも日没時刻が遅いためにあたりは明るくて、「夜」という感じがまったくしないロンドンの街。うす灰色のぼんやりとした空が、それはそれでロンドンのイメージらしいような気もしつつ、乗車時間30分間の巨大観覧車は回る。

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上空から見るビッグ・ベン。これぞ、ロンドン!という感じではなかろうか

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観覧車のカプセル内部。広い。雨だからか遅い時間だからか空いている

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観覧車を降り、テムズ川に架かる橋を歩きながら見たビッグ・ベン。すでに夕闇の中

 

このあたりで雨脚が強くなってくる。時刻は21時すぎ。あとはホテルに帰るだけ、なのだが、TUBEや駅は夜になると治安がよろしくないらしいという話なので怖くて乗れない。でかいスーツケースも一緒だし。雨でいろいろびちゃびちゃになりながら、なんとかタクシーを停め(これが意外と苦労した。停まって!の身振りの正解がわからず、夢中で全身アピール)、座席に腰をおろしてようやく一息つく。すっかり夜になってあたりは暗い。ホテルの場所を告げるとタクシーは静かに滑り出し、ああ、やっとこれでゆっくりできると一安心。

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タクシーの後部座席から、ハロッズのネオンサインをキャッチ

ホテルの部屋では、雨にもかかわらず窓が開いていて窓際のベッドがしっとり、という悲しい状況が待ちうけていた。そんなわけで、部屋に二つあったベッドのうち一つしか使えず、女ふたりで枕を並べて仲良く眠るのであった。しかし、予期せぬダブルベッドの夜がこのあと旅の終わりまで毎晩続くことになろうとは、この時にはまだ知るよしもない。 

▼次回につづく