旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


葉物野菜を、切って切って切りまくる

義実家の畑からもらう野菜の顔ぶれに季節の移ろいを感じる。

連日のナス・ピーマン・トマト・ズッキーニ・オクラ祭りだった夏は過ぎ、ここ最近は会うたびに葉物野菜がわんさか。種類はだいたい、大根の葉、かぶの葉、小松菜、ちんげんさい。その量たるや、両手では足りず両腕全体で一抱えするほどの大量なので、これをもらえるのは非常に嬉しくありがたいのと同時に、新鮮なうちに下処理をせねば……!という焦燥感に駆られる。土や虫がついているので、とにかく早々に洗って片付けてしまいたい。

というわけで、小山のように積まれた菜っ葉たちとひたすら向き合うこと小一時間。今日は大根の葉(2株)、かぶの葉(10株くらい)、ちんげんさい(2)、小松菜(3)。

地味だな~!! 大根葉と小松菜はまとめて5ミリ幅で刻み、ごま油と醤油で炒めてふりかけのような佃煮のようなものに。ごはんや卵焼きに混ぜて食べる。毎度のことながら、フライパンにおさまらず高く積み上がった状態の菜っ葉が、加熱すると嘘みたいに小さくなる過程が大好き。手に負えないほど大量だったのがこんなにもコンパクトになった!という省スペース化にめちゃくちゃ興奮してしまう。(←大丈夫か?)

かぶ菜はカニカマ入りの煮浸しに。かぶの実は薄切りにして塩もみ保存。このままで浅漬けふう、ハムとマヨネーズで和えたり、一部を甘酢漬けにしてもいいかもしれん。

ちんげんさいは、調理がめんどくさくなったので洗って切っただけ。近日中に、豚バラ肉のニンニク炒めにでもする。

ご覧のとおり地味だし映えないし自慢するような内容じゃないんだけど、かさばってた超大量の葉っぱをしかるべく処理して、保存容器にきちんとおさめて、あとは食べるだけの状態(ちんげんさいはそうでもない)に変身させたことに何よりも達成感。えらいぞ私…!!!と自分で自分を褒めている。

しかしこれがほぼ毎週のことなので、菜めし、煮浸し、肉炒めにもちょっと飽きてきた。そろそろほかの味付けも取り入れたい。なんか画期的で、これがあったか!というようなおいしさで、かつ簡単で時短でラクにできるもの限定で。