数年ぶりに、髪を短く短く短くした。もう自分の視界には一本の髪の毛も見えないくらいの超ショートだ。この髪型での出社初日、ある人には「女優のようだ」といわれ、またある人には「モンチッチですか?」といわれた。女優のようなモンチッチ。モンチッチのような女優。
さて先週末は予定通り有川浩の『図書館戦争』シリーズを読みふけって過ごした。しかしそれ以来、小説の登場人物(と彼らの関係性)に胸が苦しくなったり恋焦がれたり嫉妬したりそこから派生する妄想に支配されたりで、日常生活に支障が出そうなんだが一体どうすれば・・・。
具体的な支障例としては
・厳しくも尊敬できる上官に叱られ頭をこつんとたたかれるが、その後ヨシヨシとなでられる
・高校生になったある日、小学生の頃からずっと憧れていた近所のお兄ちゃん(10歳年上)に「もう子供に見えないから困ってるよ」と切なそうに言われる
・そのお兄ちゃんが、「これでもいろいろ努力して抑えてるんだよ」と言ってくる
などなど、目も当てられない甘ったるいシーンを想像してはニヤニヤしてしまうというもの。末期症状だよ、あーヤダヤダ。
この小説、舞台設定や表現に入り込めないところも多々あるのだが、それを補って余りある胸きゅんな恋愛成分にやられっぱなしだ。ふうー(しあわせ)。シリーズはもう最終巻を残すのみ。読み終える頃には私、激甘シチュエーションの連発による糖分とりすぎ&妄想による出血多量(鼻血)で、事切れてしまうんじゃなかろうか。ふ、不安。