ここ数日、急に暑くなってきて最高気温は30度超え。体の順応が追いつかず、くらくらしたりぼーっとしたりでよろしくない。掛け布団を冬用から春用に替えたのはつい先日だけど、この暑さなのでさっさと選手交代。春布団を片付けてタオルケットを出した。
寝具まわりの片付けついでに枕を捨てた。もう一年以上、枕を使う習慣じたいがなくなっていたから。
今までずっと(何十年も)寝るときは枕を使うのが当たり前だったけど、方針転換したのは一年前の出産時がきっかけ。産後しばらく頭痛がひどくて苦しんでいたとき、助産師や看護師から「枕は使わない。頭を高くしない。肩に力を入れない。とにかく枕は使わない」と指導されたことで枕なし生活がスタート。始めは頭が低い位置にあることに違和感しかなかったけど、慣れるにつれ枕なしのほうがしっくりくるようになり、頭痛がおさまったあともそのまま枕なしを継続。もはや、枕を使うと頭の居所が落ち着かず気持ち悪いくらいである。
「もしかしたら、いつかどこかで使うかも」と思って押入れに眠っていた枕。この手の「いつかどこかで」っていうタイミングは、往々にして一生こないのだよね。というわけで思い切って捨てた。同時に枕カバー数枚も捨てる。こういうのは、一度捨ててしまえばもう未練も何もなく、むしろ「なんで捨てずに置いといたんだろう」ってなる。あと、家族の人数に対して多すぎる数の布団カバー(古いもの)があったのでこれも処分。押入れが広くなってうれしい。
「置いておく場所はあるけど、実は置いておかなくてもいいもの」というのが、じわじわと家を狭くして生活を不便にして、やがて心をすさませるのだよなー。家の中を見回して、そこらへんを冷静に洗い出したい思い。