旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。



2011年夏 初めてのアルプス、燕岳で夏休み

いつか行ってみたい憧れの北アルプス、と思っていたら、つい数日前に「北アルプスの燕岳(つばくろだけ)に登りましょう」というお誘いがあって、ドキドキしながら行ってきた。初めての北アルプス! なかでも燕岳は歩きやすさ、アクセスの良さ、眺望の良さなどでアルプス入門の山として知られており、アルプスデビューは燕岳がいいなあと心ひそかに思っていた山なのだった。

夜のうちに長野入りし、午前6時すぎに登山口に到着。 登っている間は雲が出ており陽射しが強すぎることもなく、頂上に着くころには青空が出て山々の眺望が開ける、という理想的な天候だった。といっても移動中は暑くて汗がとまらず、持っていった手ぬぐい5枚が総動員でフル回転だった。明後日の富士山にはもっとたくさん持っていこうかな。荷物の中で手ぬぐいが一番かさばってる気がするんだが。

f:id:lovestamp:20180523095613j:plain

出発点である登山口は標高1462メートルである。しばらくは樹林帯の中を歩く。眺望ゼロ。足元は木の根がもりもりで歩きにくい。山頂に至るまでの登りは日本三大急登のひとつといわれている。キツイ登りがダラダラと4時間ほど続く。暑さと疲労のため、全員無口。

f:id:lovestamp:20180523095627j:plain

頂上が見えてきた。奥の先っぽが、燕岳山頂、2796メートル。白い砂と、松と、ニョキニョキ生えたような奇岩の眺めが特徴的。今までにこんな面白い眺めを見たことがなくて、きゃあきゃあとはしゃぎながら山頂をめざす。眺めの楽しさに背中を押され、疲れ知らずでぐんぐん登れた。これが富士山と違うところよね。富士山には赤っぽい岩しかなくて、周りにほかの山並みが見えるわけでもなくて、モチベーションが上がらないんだよなあ。

f:id:lovestamp:20180523095647j:plain

ついに登頂。裏銀座と呼ばれる北アルプスの連峰を一望できる。いやあ、爽快!達成感!

燕岳からその先の山々へと続く稜線がくっきり見えて、いつかは縦走をやってみたいものだなとさらなる憧れを募らせる。南に見えるはずの槍ヶ岳(ツンとしていて見た目が最強にクール)は雲におおわれて見られず、それだけが心残りといえば心残りだった。それにしても、素晴らしい眺めで、これを見るために登って来たんだなあ、よかったなあと思った。

f:id:lovestamp:20180523095710j:plain

山でのお昼ごはんは、持参したコンロでお湯を沸かしてスパゲティとミネストローネを作った。山頂付近は寒いので、暖かいごはんは本当にごちそう。美味しかった。