メルカリなどの発送方法のひとつ「ゆうパケットポスト」。発送用シールを貼る位置に決まりはないけれど、絶対的にここが適切だという位置がある。
結論から言うと、右下の端がベスト! あとからA5サイズのあて名ラベルを貼り付けたとき、確認符号が隠れないことが理想。
ポストに入れたゆうパケットポストは郵便局に集められたあと、局員がまとめてQRコードを読み込み、届け先が印字されたあて名ラベルをプリントする。
あて名ラベルには英数字6文字が印字されている。これと、封筒の発送用シールに印字された英数字6文字(ポスト発送確認符号)を一致させて、封筒に貼り付ける。符号の確認とラベル貼りは、局員の目と手だけが頼りのアナログ作業。符号が間違いなく一致していることを複数人の目でチェックするためにも、発送用シールの確認符号がラベルで隠れてしまうと都合が悪いのである。
郵便局で貼るあて名ラベルはA5サイズ。意外と大きい。右下の赤枠部分に6文字の符号が印字されている。このラベルを貼りつけても、発送用シールの符号(赤丸部分)がはっきり見えるのがベスト。
そういうわけなので、発送用シールを封筒のど真ん中に貼るのはやめたほうがいい。あて名ラベルを重ねて貼るしかなく、符号が隠れて見えなくなってしまうから。同じ理由で、A5より小さい封筒を使うのも推奨しない。あて名ラベルを裏側に折り曲げて貼ることになるので符号確認がしにくいし、住所やバーコードなどの必要情報が折り曲がって読み取りにくいということもあり得る。
というわけで発送用シールは、A5サイズのラベルを貼る余地を残して、右下に貼りましょう。