旅と日常のあいだ

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完熟梅+三温糖で仕込んだ梅シロップ、5日目の経過。

初日、梅350グラムと三温糖350グラムを瓶に交互に入れてスタート。梅の熟れ具合がかなり進んでおり、常温においておくとエキスがでる前に傷んでしまうのでは?と危惧したため冷蔵庫へ。が、冷え冷え状態がいけないのか、その後3日間経っても三温糖はまったく溶けず、エキスも露ほども出ない。このままではどうにもならん、永遠にシロップにならない気が……。しびれを切らし、3日目の夜に冷蔵庫から出して様子見で常温放置。

4日目の朝=冷蔵庫から出して半日後。予想外の急展開で三温糖がぐんぐん溶け始める。できあがった液体を全体に行き渡らせるべく、瓶を振ったり上下さかさまにしたり。やりすぎて、ふたからじわじわと液漏れ発生。え、密封容器だと思ってたけど違うってことか。以降はさかさま厳禁、瓶の振り方も控えめに。引き続き常温放置。

5日目。進行の速さに驚く。底に沈殿してる三温糖をなんとかしたくて暇さえあれば瓶をふりふり。梅の実は少しずつシワシワになってきてエキスが出ている模様。

色の比較のために並べてみた、右が完熟梅+三温糖(5日目)、左は先に完成していた青梅+氷砂糖(2週間漬けて実を取り出したもの)。色が濃い右のほうが長期間熟成したものみたいに見える。砂糖の色の違い、梅の熟し具合の違いだろうけど、味も香りも濃くておいしそうな雰囲気。

実がもっとシワシワになるまでこのまま続けるとして、あと1週間くらいかな。とりあえず数日は常温で様子を見ることにする。高温でおいとくと梅が発酵して泡が出たり香りが弱くなったりするので、そうなる前のタイミングを見極めて梅を取り出さねば。

休日でさしたる外出の予定もなかった今日、ほんとに10分起きくらいで瓶を振ってた。起きてる時間の何%を費やしただろうってくらい頻繁に。手をかけるだけあきらかに変化していくのがやりがいを刺激する。あ~、飲むのが楽しみ。