旅と日常のあいだ

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切れ味よすぎる GLOBAL-IST の万能包丁を買う

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先日、包丁を買った。前々から憧れていた吉田金属工業のGLOBAL-IST(グローバル・イスト)。自宅で長いこと使っている包丁の切れ味の悪さにイライラすることが増え、ここ半年ほど「次に買うならGLOBAL」と決めていたのだが、「次っていつのことなんだろう、今すぐ買えばいいのでは」と思いを改め、えいやっと購入。

吉田金属工業の代表ブランドといえばGLOBAL。つい先日までその名前しか知らなかった。が、買うつもりで調べていたらGLOBAL-ISTという発展形ブランドが存在することを知り、しかもこれ、GLOBALの方は牛刀、三徳、文化、菜切り……と種類が細分化されていて選ぶのに迷ってしまう感じなんだけど、GLOBAL-ISTはまずはじめに「万能」という名の包丁があり、一本持つなら間違いなくこれ!っていうところが気に入った。

というわけで、GLOBAL-IST「万能」19センチ(刃渡り)を購入。今まで使っていた包丁より2センチ長く、刃の先端が鋭い。そのことが見た目の「刃物感」をかなり増長させており、手にとってまず「お、恐ろしい。いまさらだけど、包丁ってものすごい凶器だな」と思った。

そして切れ味。レビューとかで「料理がうまくなったように感じるほど」と評されるほどなのだが、これはもう評判通りだった。ズッキーニを切りトマトを切り肉を切り、実に刃が入っていくときのなめらかさと、刃先がまな板に接した瞬間、押したり引いたりしなくても抵抗ゼロでもう切れてる!っていうこの感動よ。切れる包丁って、こんなにも切れるのか。信じられない思いである。

グローバル 三徳 3点セット GST-B46

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しかし、信じられないことはこのあと続けざまに起こりまして、人参を切っていたら親指を出血、包丁にくっついたナスをはずそうとして人差し指を出血という、ここ一年ほど包丁で指を切った記憶が一度もないっていうのに、まさか一日で二度も出血沙汰になるとはこれいかに。切れ味のよさは体感できたけど(文字通りの意味で)、「料理がうまくなったように感じる」というよりは「料理が下手になったように感じる」レベルのミスである。止血しながら「GLOBAL-IST、恐ろしい子!」とか思ったけど、これに懲りずにどんどん使って扱いに慣れて、恐怖感なく使いこなせるようになりたいものだな。