旅と日常のあいだ

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どんな本でも好きなように読みまくる子になってほしい

我が家の6歳児は読書が好きで、児童書、図鑑、科学漫画、ドラえもんのコミックなんかをよく読んでいる。漢字を覚えるのも好きで小学五年くらいまでのは読めるんだけど、読めるだけで意味はわかってない熟語も多い。

そんな子どもが最近とんでもないものを読んでいる。髙村薫の『照柿』!!!

私の本棚を眺めて、伊坂幸太郎『チルドレン』と見比べながら「迷うけどこっちだな~」と手に取っていた。想像を超えるチョイスである。タイトルからして難読だよ、正解は「てりがき」。本人はしばらく「てらがき」って言ってた。

私も15年くらい前に一度読んだきりで内容をほとんど覚えていないんだけど、裏表紙のあらすじを見て困惑。

ホステス殺害事件を追う合田雄一郎は、電車飛び込み事故に遭遇、轢死した女とホームで掴み合っていた男の妻・佐野美保子に一目惚れする。だが美保子は、幼なじみの野田達夫と逢引きを続ける関係だった。葡萄のような女の瞳は、合田を嫉妬に狂わせ、野田を猜疑に悩ませる。

これは……。どう考えても6歳が理解できる語彙と内容じゃなかった! 

読ませていいものかどうかも微妙なところだが、本人は大まじめにページをめくって「おもしろいな~」「うわぁ、ひどい」などと感想をつぶやいている。マジか。どこまで本気で言っているのか、もはや私にもわからない。それでもここ数週間ほど飽きることなく、「さーて、てらがきを読むとするか」と本をひらき、「もう2ページも読めた」とか言って自作のしおりをはさんでいる。え、ほんとに読んでるの? 読めないよな? 読んだふり?

試しに「わからない言葉とか出てこない? どういうことが書いてあるの?」と聞いてみた。子は少し考えたあと、「まあ、読めるところだけ読んでる。もっと知りたいなら、お母さんが自分で読んでみたら?」と返された。うわて…!!

そのあと、さも重要情報だというように教えてくれたのが、「じつは、第一章と第二章しかない。第一章は、女」。

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たしかに!

さあ、果たして最後まで読み切れるのだろうか。この読書家ぶり、将来が楽しみだな。

▼子が今いちばんハマってるのが「サバイバル」シリーズ