引越しから2週間が経った。片付かないまま積み上がっていた段ボール箱にうんざりする日々だったのだけど、現時点でようやく残り5個というところまできた。よく頑張った。
荷解きが遅くなったのは、想定外の事情により本を収納する場所がなかったからである。旧居では、ディアウォールを使って壁面本棚をDIYしていた。床と天井に突っ張り棒の原理で柱を立て、自分の好きな間隔で棚板を設置するというものである。ここに本・雑誌・書類・写真などありとあらゆる紙モノを収納していた。その量、段ボール箱20個くらい。
ところが引越しの最中に、業者さんから「大きすぎて部屋から出せない」と指摘されてしまった。言われてみればそのとおり。もともとバラバラの木材を買ってきて、部屋の中で自分たちで組み立てて大きくしたものなので、そのままの姿では部屋の出入り口を通過できないサイズなのだった…。解体している時間はないので業者による搬出はあきらめ、後日あらためて電動ドライバーをぎゅんぎゅん言わせてパーツをバラし、自力ですべてを運んだ(←夫が)。
新居に運び入れたはいいが、いざ設置しようとしたところまた問題発生。天井が高すぎて、柱の長さが足りなかった! マジか。 突っ張り棒を限界まで伸ばしてみてもぜんぜん届かないという大誤算。こんなにも天井の高い家だったということにそもそも気づいてなかった…。
柱を途中で継ぎ足すことはできないので、足元から全体をかさ上げするしかない。ホームセンターに行ってほどよい厚みの板を購入。帰宅してさっそく、床と柱の間にはさませてみる。はさませて……。え、待って、はさまらないんだけど。
なんてこと、買ってきた板が厚すぎて、今度は床と柱の間に入らない! 夫も私も一緒に店に行って「この厚さで間違いないね」「うむ」と確認したはずなのに、一体何をやっているのか。落ち込むよりも笑えてくるわ。仕方ないので再びホームセンターで板を買ってきて、次こそは!と祈る気持ちで設置。床と柱の間にようやくばっちりハマって一安心、柱のばねもいい強度で突っ張っている。やったよ、やっと柱が4本立った~。1日ですべてをこなしたわけではなく、ここまでに2週間ほどかかっている。長い道のりだった。

前後の柱をまとめてかさ上げ。厚みの違う複数枚の板を重ねているところに苦労のあとがうかがえるな。
あとは棚板を取り付ければ完成。片っ端から段ボールを開封し、本を並べ、段ボールをたたんで部屋の隅へ。子どももやる気満々で手伝ってくれて、本棚が埋まっていくのと部屋が広くきれいになっていくのとがみるみる同時進行して気持ちいい。本棚がないせいで荷物が片付かないというストレスから解放され、精神も晴れやかになった。はー、よかった。
引越し先でディアウォールの高さが合わない問題、まったく念頭になかったけどあるあるだろうな。今回は「柱が短すぎてかさ上げ必須」案件だったけど、逆に「柱が長すぎて入らない」だったらもっと大変だったと思う。

現在の姿。足元がスマートじゃないのが残念だけど仕方ない。こういうものだと思うことにする。

