旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


グランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパに泊まる。長浜盆梅展へ行く。

長浜旅行のつづき。日中は友人と長浜スクエアをぶらぶらした。

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友人と別れたのち、家族で泊まったのはグランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパというホテル。設備は古めかしいけれど、広い和室と大浴場が快適。去年の京都旅行でもメルキュール系に泊まり、子どもには洋室より断然和室だなと実感したことが決め手になった。

食事は朝夕ともビュッフェ。チェックイン時刻に応じて、ビュッフェ会場の利用時間枠が決まっている。それでも人が多くて、目当ての料理を取るのにまあ並ぶ並ぶ。品数は非常に多くて回りきれないくらい。和洋中にデザートに実演料理にキッズメニューと種類豊富で、食いしん坊としては胸もお腹も高鳴るよ。

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焼さば寿司が気に入った。近江鶏や稚鮎を使った料理など地元らしさを感じられるものが多いのがうれしい。滋賀名物だという丁字麩のメニューも。お麩好き、それもかみごたえある系のお麩が好みの私は歓喜。子はチャーハンや春雨サラダ、スクランブルエッグなど。ジュースもドーナツもシュークリームも自分でとってきて、好きなものを好きなだけというビュッフェの醍醐味を満喫していた。お腹がはちきれそうなほど飲食。

部屋に戻り、かくれんぼをしたり今日撮った写真を見せ合ったりしていたら眠くてたまらなくなった。うとうとしつつ、翌日のヤンマーミュージアムをWEB予約。日中に会っていた友人Kが、観光マップで見つけて「おもしろそうだから行ってみたら?」と教えてくれたもの。翌日の予定をまったく何も決めてない白紙状態だったので、すごくありがたい情報だった。22時には全員就寝。

翌朝もビュッフェでもりもり食べる。自由に盛り付けできるパンケーキコーナーで、ロースハムとポーチドエッグをのせたのがおいしかった。

ビュッフェの常として、会場全体がざわざわしてるし雰囲気が雑多な印象はあるけれども許容範囲内。団体客や子ども連れが多くて騒がしいのも、お互いさまだからなと思える。品数の豊富さやご当地メニューあれこれは魅力的なので、私にとってはメルキュールのビュッフェは楽しみ。タイミングによってはあり得ないほど混むけど、まあ仕方ないかっていう。

食後、子どもと露天風呂へ。部屋に戻ると夫が「テレビをつけたらNHKでたまたま長浜の盆梅展の特集をやっていた」と教えてくれた。盆梅展! 昨日、Kが見知らぬおじさんにオススメされていた盆梅展。帰り際になんとなく会場に近づいたもののすでに閉館しており、こんな渋い展示は子連れで行くものではないなと思った盆梅展。ここに来て夫の口から「盆梅展に行ってみたい」という要望が飛び出すとは、何がきっかけになるかわからんね。ホテルを後にして、あさイチで盆梅展の会場に向かったのだった。

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樹齢100年や200年はざらで、中には400年と伝えられる古木もあるらしい。高いもので3m近く、もっとも重いものは800kg。こんな世界があったとは。近くで熱心に花を見ていたお客さんが、「今朝テレビでこの展示のことをやっていて、名古屋から急いで来た」と話していた。テレビの影響を受けた人がここにも。ていうか盆梅展の誘客力すごいな。予想外に盆梅に心を惹かれつつ、30分ほど見て回った。

すぐそこの長浜駅に向かい、バスのりばにてヤンマーミュージアム行きのシャトルバスを待つ。さてどんなところかな。

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