3月上旬のこと、石川県白山市にある手取川ダムに行った。どういうきっかけだったか子どもが行ってみたいと言い出し、夏のダムは家族で行ったことがあるけれど冬のこの時期はどんな様子なんだろうねと興味があったので。2月の大雪は市街地ではすっかり消えたけど、ダム周辺はどうなんだろう。そもそもダムまでたどり着けるのか?
山麓地域に入りダム方面へ近づくに連れ、周りを囲む山々の雪は濃くなっていった。が、広い車道はどこもかしこもきれいに除雪されており、結果的にダムのそばまで難なく行けた。でも、除けた雪が道路脇に積まれているため車幅はせまい&視界が悪い。そそりたつ雪壁の高さが、平地とは別世界。
道路標識が埋もれる高さ!
ダムの脇を通過する広い道路は除雪されているけれど、ダム駐車場へ至る道は完全に雪の中だった。夏場ならそこに車を停めてダムを見下ろす展望広場に行けるのだけど、雪壁にはばまれて場所すら定かではない。仕方ないので通過して、脇道のちょっとだけ広くなったスペースに駐車した。除雪車が転回するための場所なのかも。
高さ2.5メートルくらいか。ここは車道の上。本来なら奥に道が続いてるんだけど、完全に行き止まりになってて向こう側が見えない。
どこかで少しでもダム湖が見えないかなーと除雪された道を車で進んでいくと、ダム湖に向かって伸びる脇道を発見。雪が少なめだったのでそろりそろりと入っていくと、大きな橋に行き当たった。ダム湖に架かる深瀬大橋。歩いて橋の上へ。風が強くて冷たくて子どもとキャーキャー騒ぐ。足元の雪が深いので、向こうまで行かずに引き返した。
深瀬大橋から見た手取川ダム湖。
山を下ってきて、鳥越にあるお蕎麦屋さんでお昼にした。温かい田舎そばを注文。人参、山菜、えのきだけ。揚げた草餅がのってるのがうれしい。
鹿肉の煮込みも。
【一揆そば 長助】石川県白山市釜清水町ち2-1