旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


ハリポタ熱が続行中。小説を読み終え、映画の5作目まで観た。

昨年末から夢中になっていたハリー・ポッターの小説全7巻を、1月中旬に読み終えた。スネイプの気持ちの強さに涙。これまでの幾多の場面で、いったいどれだけの純粋な思いを抱えてこの人は過ごしてきたのかと考えると胸が締め付けられるよ~。最終巻の最終章で、大人になったハリーが我が子に付けた名前がすばらしすぎて感動のピーク。これで泣かない読者なんている?って思いながら、私はひんひん泣きました。

と言いつつ、第7巻の内容はラストも含めてほぼ全部忘れてた。びっくりするくらい忘れてた。読むのはこれが2度目だったのかな…? おかげで感動も驚きも幸福感も、初めてのことのように味わえたけど。

ハリポタ熱にまだまだ浸りたく、小説の次は映画を観始めた。映画版は全8作。全部は観てない。4か5までは観たはずなんだけど記憶があいまい。というわけでアマゾンプライムで1から観ることに。小説もだけど、1~3は何度も読んで何度も観たのでわりと細部まで覚えてた。3作目の「アズカバンの囚人」はやはり秀作。話がよくできてるわ~。しかし原作をはしょりすぎていて、映画だけ観ても人物の相関図や事件のつながりがさっぱりわからないのではという気がする。逆転時計のところとか、ピーター・ペティグリューの指のこととか。そして、ホグズミード行きの許可証にシリウスがサインしてくれるという最高のシーンは、映画では触れられずじまい。画面の前で「嘘でしょ!?」ってさけんだわ。

今現在、映画の5作目「不死鳥の騎士団」までを観終わった。映像にところどころ既視感があったのでおそらく観たことがあるのだろう。登場人物が増え、過去のさまざまなエピソードが明かされ、人間関係や魔法界の行く末は複雑になるばかり。原作を知らなかったら何が何やらさっぱりわからんな、の思いがますます強まる。2時間ちょっとでまとめるには原作のボリュームが大きすぎるよね。それにしてはなんとかかんとかよく収めたものよなあと感心しつつ。あと、ルーナ・ラブグッドの魅力を再発見。当時はへんてこな不思議ちゃんという側面が強く見えてたけど、今見ると、他者の目や評価に揺るがされることのない信念を持った非常にピュアかつ芯の強いキャラクターだったんだなと。

このあと映画を最後まで観たら、次は、20周年記念として作られた「リターン・トゥ・ホグワーツ」という番組を観る予定。ああ楽しみ。ひとつの作品にここまで集中し没頭してる状態って久しぶりで、好きなものにハマりこむ幸せをかみしめている。

▼ロケ地であるオックスフォードに行ったことは忘れられない思い出。いつかまたイギリスに行ける日はくるだろうか。夢。

▼ロンとハーマイオニーの私服のボーダー率が高い5作目。個人的に、アンブリッジ先生のピンクのお部屋がむせかえるほどラブリー過剰で見ごたえあり。