先週のこと、保育園から帰ってきた我が子が「よんでみて」と手紙を渡してきた。「きんろうかんしゃの日の、きもちをかいた」とのこと。
おとうさんおかあさん いつもごはんつくってくれてありがとう おさらあらいもまかせたよ
お皿洗いもまかせたよ!! 笑ったわ! 感謝を表明して気持ちを上げさせ、断りにくくした上でもうひとつ仕事を言いつけるという話法か。おもしろくて憎めない。
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夜寝るとき子どもと布団を並べているのだが、子が「ぼくのお布団あったかいよ~。おかあさんも入る?」と誘ってきた。もう眠くて動くのが面倒な私は、「いや、自分の布団で寝るからいい」と素っ気なく返答。しかし子どもはニコニコしながら「ねえ、こっちに入るかい?」「どうする?」「めちゃくちゃあったかいよ! 入る?」と何度も言ってくる。「入る?」「いえ、入りません」を10回ほど繰り返し、それでもめげない子どもについに根負け。「やっぱり入るわ!」と言いながら子の布団にもぐりこんだその瞬間、子は真顔で「では、お金を払ってください」と言ってきた。
え、まさかの有料!? 甘いささやきで誘っておきながら、急に態度を変えるぼったくり事案。一連の流れがおもしろすぎて、布団の中で吹き出してしまった。なんて愉快なの。