旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


付知峡を歩き、中津川駅にて栗きんとん発祥の地に立つ。

中津川2日目の午後。森林浴や滝の絶景が楽しめる付知峡(つけちきょう)へ。

▼前回の記事はこちら。

付知峡までは、くねくねの山道を車で進んでいく。不動滝入口という広場に車を停めるとすぐに遊歩道が始まり、不動滝までは片道10分ちょっと。子どもは眠さもあってか不機嫌モードで、はじめは「行かない、歩きたくない、滝なんか見ない」の一点張りだったけれど、何かの拍子に気が変わり、いったん外へ出るとやる気十分。不動滝のさらに先まで行きたがり、結果的には1周30分ちょっとの遊歩道をすべて歩ききった。あーよかった。せっかくここまで来といて駐車場だけ見て終了、にならなくてホッとした。

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森の散策路。秋のひかりがきれい。紅葉にはまだ少し早かった。

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不動滝は想像以上の落差と迫力だった。飽きずに見入ってしまう。

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木々の間に見える流れが、吸い込まれそうなほどの澄んだブルーだった。秋晴れの午後、暑くも寒くもなく散策にぴったりの気候。足元は前日の雨でぬかるんでいるところもあったけれど、5歳児の足でも問題なく歩ける道と距離だった。機嫌さえよければ。


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駐車場に戻ってきておやつ。栗ソフトクリーム!

付知峡をあとにして市街に戻る。次なる目的地は中津川駅前にある「にぎわい特産館」。複数店の商品を扱っていて、栗きんとんを始めとする栗菓子を一気に買える。早い時間なら栗おこわもある。着いたのが夕方だったので多くが売り切れていたけれど、いろんな店のいろんな種類をあれこれ購入。

もなか、くず餅、焼き菓子、ブランデー漬け。もちろんすべて栗~。写真はごく一部。おみやげ用も含めるとどえらい数になった。総額いくらになったのか、怖くて計算できない。

ホテルの部屋で栗きんとん食べ比べ。左が「満天星 一休」、右が「川上屋」。一つ食べただけだと特徴に気づかないけど、比べてみると違いがあるものだなと思う。粒感、甘さ、しっとり加減など。どちらもおいしくて甲乙つけがたい。

 

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中津川駅前の広場には「栗きんとん発祥の地」なる石碑が立っている。栗好きを名乗るからには見ないわけにはいくまい。実はここ、前に中津川に来たときは存在を知っていたのに面倒くさがってスルーしてしまった経緯があり、ちょっと心残りになっていた。10年ぶりに思いを果たせて満足なり。

栗のお菓子をたくさん買い込んで、ひとまずここまで。つづく。

▼翌日は名古屋まで足を伸ばしてやっぱりマロンケーキ!

www.tabitoko.com

▼友だちと3人で中津川に行ったのは2015年のこと。にぎわい特産館にも行ってる。このときも栗愛がすさまじい。