7月の全国平均気温が統計史上で過去最高を記録したとのこと。平年(ここ30年間の平均値)と比べて2.16℃高かったそうだ。実際、暑さの次元がおかしいもん。36℃や37℃がもはや珍しくないなか、予想最高気温32℃と聞くと「お、今日はちょっと涼しいんだな」と思うけど、そんなわけあるかい、じゅうぶん暑いわ。もう感覚が麻痺してるよね。うちの5歳児も「きょう、ねっちゅうしょうけいかいアラートでてる? 外であそぶと危険?」などと聞いてくる。熱中症警戒アラートなんて用語がすらすら出てくるとは、苦難な時代に生まれたものよのう。私はもともと夏が好きではないが(暑いのが心底苦手だから)、ここ数年はもう本気で夏が大嫌いだし憎んでいる。外に出るのも動くのも暑さのせいで嫌すぎる。全方位において気力と効率が下がるよな。ああ、夏のない世界に行きたい。
文句を言っても詮無いので暑さの話はおいといて、最近ヒットした家遊び。
ロープウェイごっこ。室内のあちこちに毛糸をはりめぐらせてテープで留めてある。
で、クリップで作ったゴンドラをぶら下げている。何かの拍子に、子が「ロープウェイのケーブル」といって毛糸をはりめぐらせ始めたので、これはおもしろいと思って私がゴンドラを作ったところ、「おかあさん、それ名案だね~!!」と大喜び。何度も往復させて遊んでいた。
私としてはほんの一時的な遊びのつもりだったのだがそうは問屋がおろしませんで、子はあっちにもこっちにも路線を開通。棚とイス、イスとテーブル、テーブルとソファなど至るところに毛糸を渡しはじめ、数日間、室内の歩行に危険をともなう事態になったのだった(足が引っかかって転びそうになる&断線すること多数)。
いつもの家の中がちょっとだけいつもと違う様子になるという点、こういうの子どもは好きだよな。数日後にブームは下火になり、いまは全線運休中(毛糸ケーブルは全部はずしてある)。外の暑さがおさまるまで、なんやかんや家遊びを繰り出して乗り切らねば。まだまだ先は長いな~~。