旅と日常のあいだ

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カニカマはどこまでカニに近づけるのか。スギヨ「ずわい蟹のようなかにかま」を食べた

高級カニカマを買った。「金沢近江町かに酢で食べる まるでずわい蟹のようなかにかま」5本入り246円なり(写真は2本食べたあと)。石川県が誇るカニカマメーカー【スギヨ】製。

 

かに酢が付いてるよ! カニじゃなくて、カニカマなのに。

 

さて、ずわい蟹のようなカニカマ。ずわい蟹の味を期待してわくわくしながら食べた。まずはそのままパクっと。うわ~! うわ……、あれっ?? ずわい蟹の味はまったくしない。いつもどおりの普通のカニカマ。どういうこと? 

この時点でようやく気づく、そもそも材料にカニは入っていませんと明記されてるわけで、ずわい蟹の味がするわけはないのだ。商品名の「まるでずわい蟹のような」が何のことかといったら、もしかして、味じゃなくて見た目のことをいってたのね?

 

確かに、見た目はカニ脚っぽさ満載。ふっくらぐあいとか、身が縦にほぐれる感じの再現性も。かに酢を付けるとカニ感はさらに増して、これはカニカマを超えたかも?と思った。超えたというか、カニカマの目指す極地というか。しかし考えてみたら、そもそも私はカニの代替品としてカニカマを食べてるわけじゃない。カニカマとして好きだから、という理由の方が大きいかも。

普通のカニカマでじゅうぶんおいしいのでリピートはしないけど、とりあえず話題性として楽しい商品だった。スギヨにはほかに「匠のカニカマ」「大人のカニカマ」「香り箱 極」「とにかくでっかいかにかま」など、カニカマだけでラインナップ多数。いかん、書いてるうちに「カニカマ」の文字列にくらくらしてきた。