沖縄旅行から帰ってきた友人Nがおみやげをくれた。旅行前、金沢の【貴船】ですばらしい割烹を堪能した直後、一緒にミスドを買い食いしたN。
おみやげは、ちんすこうでも紅芋タルトでもなく。那覇でふらっと入った本屋で見つけて、これは…!と思ったとのこと。
その名も『ミスドスーパーラブ』。私にぴったり。これを選ぶNのセンス!
ミスドへの思いを、複数の表現者が26のメニューに寄せて短歌や小説やエッセイで綴ったアンソロジー。自分以外の人のミスド愛に触れるのが新鮮でおもしろい。ドーナツひとつにいろんなエピソードがあるものだなとか、この人はこういう理由でこれが好きなのかとか、見知らぬ誰かのミスドストーリーに感化されつつあっというまに読んだ。
すべてのメニューに写真付き。これは食べたくなるわ。ミスドに何かしらの思い出がある人ってたぶん結構多いんだろな。自分自身の思い出やあの頃の記憶を刺激されて、懐かしさや感慨が胸にあふれてくる感覚があった。
制作者の note はこちら→ 【新刊情報】ミスドに愛を叫ぶアンソロジー『ミスドスーパーラブ』発売のお知らせ。|西川タイジ