旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


干しいもは、静岡産の「あかほり」一択

静岡に住む妹が今年も干しいもを送ってきてくれた。ここ数年はもっぱらこれ、妹一家があれこれ食べ比べた結果、もっともおいしいと太鼓判を押す生産者のもの。

株式会社あかほり(掛川市)の、「端山トク」という商品。形や大きさがふぞろいなものが袋に詰まってて、いかにも手作り品らしく口をビニールテープで留めてあるだけ。

妹のLINEにいわく「以前は真空包装のものを御前崎市にある風のマルシェという道の駅で買ってたんだけど、今年は作ってる人の家で買った」らしい。作ってる人の家?! マルシェに何度行っても置いてないのでパッケージにあった電話番号に問い合わせたら、人手がないからマルシェにはもう置いていないと言われ、自宅兼工場に買いに行ったそうな。そこまで行動を起こさせるあかほりの干し芋、恐るべし。

この黄金色の輝きを見よ。歯ごたえがありながらもネチョネチョしすぎず、蜜のような甘さが後を引くおいしさ。

妹からは「もっと黄緑がかって柔らかくて、白く糖分が粉になったようなのを送りたかったけど、どうも出会えない」とのコメント。黄緑とか白い粉とか、干し芋に求める条件やかける熱意の大きさが並々ならぬところが面白い。送ってくれたこれもじゅうぶん甘くておいしいけどね。

「甘いもの好きな姉に健康的な甘さを」というコメントもついていた。確かにそうね、生クリームやドーナツじゃ食物繊維はとれないもんね。妹よ、いろいろありがと。

www.tabitoko.com

www.tabitoko.com