旅と日常のあいだ

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金沢市【あるざす】のパンは、種類豊富で安定のおいしさ

休日の朝。起きてきた子どもが「今日の朝ごはんは何~?」と聞いてくる。なんの用意もしていなかったので「一緒にパンを買いに行こうか」と言うと、「やったー!!」と大喜び。率先して着替え、さっさと靴を履いて玄関で待機していた。いつもこうならいいのになあ、という素早い行動力。おそるべしパン効果。

というわけで、金沢市八日市のパン工房あるざすへ。午前7時から営業という頼もしさ。朝からお客さんの出入りが多くてにぎわっていた。フランスパンあり、デニッシュあり、惣菜パンあり、クリームやチョコをのせたもの、サンドイッチなどなど、幅広い好みをカバーする安心のラインナップ。どれもわりとボリュームがあり、価格は180~250円くらいが主流で買いやすい。これが300円とか350円とかだと、「高いな…」と躊躇して、一個ずつまじまじと吟味しなければならなくなるところ。

子=あらびきソーセージパン、チョコクロワッサン 私=コーヒーフレンチトースト(カスタードクリームとベリーのジャム入り)、クリームチーズのソフトフランス 夫=アップルデニッシュ、てりやきチキンとポテトサラダのサンド。6つで1,480円だった。自分が食べたのもおいしかったし、家族が食べてるのもどれもおいしそうだった。

個性やこだわりを前面に押し出す店ではなく、客もそういう刺激を求めているわけではなく。良心的でシンプルで安定したおいしさのパンが確かにそろっているという、そんな印象。何度も行ったことのある好きなパン屋さんなのに、自分のなかでの存在感が普遍的すぎたのか、そういえばブログに書いたことがなかったなと今ごろ気づいた。それくらい、当たり前にいい店ってこと。

パン工房あるざす 石川県金沢市八日市1丁目766