去年のはじめに立てた目標のひとつに「ライターとしての仕事をする」というのがあった。その意欲があるということをほんのりと公言していたら旧知の編集者から声をかけてもらう機会があり、結果的に目標がかなった。自分がこれまでに重ねてきた経験や人間関係が自分の未来の可能性をひらいてくれるんだなと思って嬉しかった一年。
先日届いた見本誌の一部……
「ことりっぷ静岡・浜松」「まっぷる伊豆」。企業の広報誌やウェブ記事も書いたけど、広く流通して、手に取れるかたちとして完成したものはまた格別の達成感がある。ぱらぱらとめくりながら、やっぱり紙媒体が好きだなあと思う。
締切も文字数制限も読まれるあてすらなく勝手に書けるブログもいいけど、読者ありきで決められたフォーマットで原稿を仕上げることは、脳がいい感じに活性化されるというか、責任感や使命感をともなうぶん充実度がちがう。そしてなにより、私は文章を書くことが好きで、楽しいと感じる人間なのだなと再確認。
もうひとつ声を大にして言いたいのが、静岡、なんていいところなんだ! 原稿を書きながら今すぐにでも行きたい店、見たい景色がてんこもりだった。温暖で、富士山と駿河湾があって、海の幸がおいしくて、お茶カフェとかおでん屋めぐりが最高で、温暖で温暖で温暖。
というわけで、引き続きのライター業と、ことりっぷを持って静岡に行くことが今年の目標。