旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


ひらみぱんのカヌレ、『十角館の殺人』、踏切の世界

|ひらみぱんのカヌレ

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ののいちカレード(図書館)に行ったついでに、併設のパンコーナーをのぞき、ひらみぱんのカヌレを買った。表面はがっちり固めで、ナイフを「入れる」というより「突き刺す」くらいの容赦なきガリガリぐあい。中はむっちりムニムニで、食感のギャップがたまらない。今日もおいしかった。

|『十角館の殺人』に始まり、ミステリー小説を読んでいる

今年に入ってからミステリーざんまい。きっかけは、綾辻行人の『十角館の殺人』。これまであまり手にとってこなかったジャンルだけど、信頼している読書ブロガー氏が「ミステリー好きはこんな面白いものをずっと前から読んでたの?ずるい」と書いていたので読んでみた。超有名作ということは知っていたけれど、実際、舞台設定や謎解きにぐいぐい引き込まれた。そしてこの作品を語るときによく言われる「衝撃の一文」については、その一瞬で、本当に一瞬で、それまでの数百ページ分の情報が大反転する鮮やかさだった。呆然。この衝撃を前情報なしで味わえて本当によかった…!と思った。ただひたすらに楽しい読書だった。ほか、新しいものでは『朝と夕の犯罪』『元彼の遺言状』を読了。いまはこれも超有名な古典作品『虚無への供物』を読んでいる。好きなテイスト。感想はまたそのうち。

 

|見て聞いて渡って、踏切ワールドにハマる

小説以外で借りたのが『踏切の世界』、発売/山と渓谷社。子どもがYouTubeで踏切動画を見まくっていた影響で、私も踏切への興味関心が芽生えている。この本には、踏切各部の名称や警報音の種類など機能面の話、警報ランプの最新事情(最近は360度全方向に点灯するタイプが出てきてこれが非常に画期的なのだって)、開発メーカーへの取材記事、そして全国各地の個性あふれる踏切スポットがのっている。とってもマニアックで素敵。地理的に馴染み深い北陸鉄道がかなり重点的に紹介されているのもポイント高い。実際に現地を見に行きたくなる。