旅と日常のあいだ

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歯医者で鼻の下を伸ばし、唇を褒められる。おはぎが主食。

歯医者デ-。担当の先生は処置をしながらボソボソとつぶやくことが多い。私に言っているのか独り言なのか判然としないことがたまにある。

今日は前歯周辺をさわりながら「鼻の下を伸ばす~」と言っていた。慣用句ではなく、言葉どおりの物理的な意味で。「伸ばす~」っていう言い方が、私へのお知らせなのか、先生自身への確認事項なのかよくわからない。わからないままに、「ああ、いま私は鼻の下が伸びてるんだな」と想像する。

しばらくして、今度は下唇を引っ張ったりめくったりしながら、ボソッと「唇がすごい強い」。え? 引っ張っても切れたり裂けたりしない丈夫な唇ってこと? おそらく、いい意味で言われたんだと思う。そのあとも前歯をカチャカチャしている間、下唇が伸ばされたりめくられたり……で、再びボソッと「やっぱ強いな~、唇が」。「やっぱ」って何なのよ(笑)とりあえず、処置に耐えうる強度を備えた唇ということで、何度も褒めたくなるほどだったんだなとポジティブにとらえておいた。この先生は変なつぶやきが多すぎるけど、判断も処置も早くて明確。来週も通院なので、次はどんな迷言を繰り出してくるやら楽しみである。

 

そんな今日、義実家からおはぎをもらった。つぶあんときなこ、合計12個。

ごはんは炊かず、夕食はおはぎを主食とした。おはぎに合うおかずの正解ってなんだろね。おはぎが主食な時点で正解ではないという考えもあろうが、我が家では何でもあり。というわけで、焼きさば、マカロニサラダ、肉団子のシチュー(かぼちゃ、ズッキーニ、人参入り)。緑の野菜があれば完璧だったか。食べてみたらおはぎは見た目ほど甘くなく(きなこの方は甘みゼロ)、おにぎり的な位置づけだったので結果オーライ。

 

▼歯医者のつぶやきについて、数年前にも書いてた。

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