旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


カヌレとレインポンチョは買えず、Tシャツとカレーを買う

バスで本を読んでいるうちに没頭してしまい、ハッと気づいたときには目的地のバス停を通り過ぎたあと。あああっっ……!!! 流れ行く車窓の景色を恨めしく見つめながら、声にならない声をあげるしかなかった。本来のバス停より2つ離れた場所で下車。またこの距離が、ほかと比べてバス停の間隔が異様に大きくて遠いんだわ。しかもずっと続く上り坂。いったい何の試練なのかと汗をぬぐって来た道を戻りつつ、ついカッとなって目についた和菓子屋に入り、葛まんじゅうとあんずゼリーを購入。無駄遣いだが後悔はしていない。この原因となった本とは、綿矢りさ『ウォーク・イン・クローゼット』。もうだめ、綿矢りさが面白すぎて。

それから今日は、無印良品を会場にした「つながる市」というイベントがあって、好きな焼き菓子店ベイクトリゴエが出店するというので楽しみに出かけた。実店舗は遠距離でなかなか行けないが無印はすぐ行ける。目当ては新発売のカヌレ。人気店なのですぐ売り切れるだろうと予想し、10時開店に対して10時40分くらいに行った。が、その時点でブースには20人ほどの行列、カヌレは残1個。完全に出遅れた。というかみなさんそんなに気合い入ってるなんて!いろいろ甘く見てたなあ。イベントは明日も開かれるのだけど、開店前から並ぶ勢いで行くべきだろうか。迷う。

やや気落ちしつつ、次に目指すはワークマン。雨の日に自転車に乗るためのレインポンチョがほしくて、ネットでいろんなメーカーのを比較しまくった結果、品質と値段の落としどころとしてワークマンこそ最高!となったので。型番も色もばっちり決めて一点狙いで入店したのだけど、なんということか、ここでもまた品切れ。店員さんに「あれですよね、先日まであったんですけど売り切れてしまいました」と。ネットショップは品切れ中で入荷時期がだいぶ未来だったので、早くほしくて店に来たものの意味なかった。むしろ、来る前に店に確認しとくべきだった。またも失敗。

カヌレもレインポンチョも競争率に勝てなかったけど、無印では予定外のいいものを買えた。

子どもサイズのTシャツ、1枚390円。安ーーーい! 原色バキバキではない、淡いミントグリーンとライトグレーがおしゃれな雰囲気を醸し出してるぅ。無印の子ども服のいいところは、品質表示の余計なタグがついておらず、かつ記名用のタグがじゃまにならない小ささでついてるところ。わかってらっしゃる。

あとレトルトカレーも購入。2つ以上買うと10%オフという売り文句に引き寄せられた。イベントを口実に来店し、買うつもりのなかった無印商品をまんまと買っている。まったく、いいお客様である。

明日カヌレチャレンジをするかどうかは思案中。レインポンチョは引き続き要検討。そんな土曜日でしたとさ。

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