旅と日常のあいだ

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壊れた炊飯器の、こだわりも不満もない買い替え(米は踊らない)

昨日、炊飯器が壊れた。今日、炊飯器を買うまでは鍋で炊飯。初めてではないけれど、前回がいったい何年前だったのかとんと思い出せぬ。

赤子泣いてもふた取るなの精神で、鍋の前に張りついて耳をすませる。火を止めたあと、炊けてるのかどうなのか、むしろ焦げついているのでは?とハラハラしながら蒸らし時間を終え、いざ勝負!の心持ちで鍋底からしゃもじを入れると……。ふっくらツヤッツヤ、水加減も火加減もパーフェクトなごはんが炊きあがった。ブラボー! これでようやく、昨日は食べられなかった作りおきカレーの出番である。なすとひき肉のドライカレーに半熟目玉焼きのせ。鍋で炊いたという非日常的行為のおかげか、ごはんもカレーも妙においしく感じられた。キャンプで食べるカレーはいつもよりおいしい、みたいな現象。

だからといって、もうこれから炊飯は鍋でいいじゃん!とはならない。家電量販店には1万円以下のものから10万円超えのものまで炊飯器がずらりと並び、ぱっと見ではわからぬ機能や技術が詰め込まれているようだった。売り文句には「踊り炊き」だの「炎舞炊き」だの、近頃は米が舞い踊ることが良きことであるらしい。米の銘柄別に炊けるとか、炊飯の他に低温調理やケーキ作りができるとかの付加価値もあって、こだわりだしたらキリがないいう世界。しかし私も夫も、米のダンスや炊飯以外の機能には魅力を感じないという点で意見が一致。値下げ中で1万4000円くらいの、シンプルで手頃な東芝製を連れて帰った。アイリスオーヤマの銅釜タイプと迷ったけど、そっちは早炊きで50分かかるというのがマイナスだった。全然早くないよ!

 

というわけで、新・炊飯器の無洗米コースで炊いたごはん(これまでのうちの炊飯器にはなかった機能)。「おっ、これは昨日までよりおいしい、気がする」「粒がたっている、気がする」と、自信なさげな感想を述べあいながら食べる。おいしいような気がするということは、気のせいではなく、事実おいしいということであろう。

炊飯器、あまり悩まずさっさと買えて、家でごはんが炊けない問題がすぐ解決してよかった。炊飯以外で唯一ついてた機能、「温泉卵」コースも試してみるかな。

お題「これ買いました」