ほぼ毎週行ってる野々市のたいやき屋さん「土九」。11月から季節のたいやきが渋皮栗あんに変わった。待ってました! これが一年でいちばん好き。11・12月限定なので、期間中はほかのたいやきに浮気することなくせっせと栗あんを食べようと思う。ペースト状の栗あんだけでなく、刻み栗や大きめの渋皮煮がゴロンと入っているところが贅沢。
これまでずっと、たいやきを買うときは決まって2つで、夫と1つずつ食べていた。子が小さいうちは店に連れて行っても何の店かわかってなかったし、自分からほしがることがないし、こちらも食べるところを見せないようにしていたので問題がなかった。
しかしだんだんそれが通用しなくなってきた。毎週のように、図書館→たいやき屋さん、というルーティンを繰り返していたら、勘の鋭い2歳児が「このあとどこ行くの? たいやき?」「たいやきっておいしい?」と聞いてくるように。同時に子はめっきり昼寝をしなくなってきて、それすなわち大人のおやつタイムが確保できないことを意味しており、子に知られずたいやきを食べるのが困難に。子が遊んでいる合間に、見えない角度でコソコソ食べるのもなんだかなーという感じだし。
というわけで最近は、おやつの時間に一緒にたいやきを食べるのを新たなお楽しみにしている。一度に買うたいやきの数は2つから3つに増えた。(初めて3つ買ったとき、顔見知りの店主が「ついにお子さんも食べるのかい!?」という反応をした)
といっても2歳児にたいやき1つは大きすぎるので、大人2人が1.25個ずつ、子は0.5個くらいの配分で。自分だけがだいぶ少ないことにはまだ気づいてない(笑)。いつかばれるのも時間の問題だけど、満面の笑みでほおばっている様子を見ることと、たいやきおいしいね!って言い合える相手が増えたことは、単純にとてもうれしい。そのうち、親と同じく立派な甘党男子に育つであろう。