野々市のおしゃれすぎるパン屋さん、ニオールのフルーツサンド。片手ではおさまらない堂々たるサイズで、なんといっても圧倒的なクリームの量に目を奪われる。フルーツはどこ? パンとクリームのバランスどうなってるの? そしてこれ、どうやって食べるのが正解なの?
この日出ていたフルーツサンドは、小夏(柑橘)。税込み670円。上等なケーキが買える値段だよ、っていうかこれじたいがもはやケーキ。
中はこうなっている。小夏の房がどっさり、その上にオレンジ味のカスタードクリーム、そしてホイップクリーム。ホイップはふわふわと軽い口溶けでムースを食べているみたいだった。あっさりしているのでどんどん食べられる。パンは何という種類なのだろう、薄くて水分少なめ。マイナスの意味はなく単に正直な感想として、パサパサした生地だった。小夏のあふれるジューシーさと2種のクリームを包み込むにはこれがベストなのかも。見た目は相当なボリュームだけど難なくペロリと食べきって、ああもっと食べたい、と思えるフルーツサンドでした。
人気商品らしく、購入は1グループ1個までという条件付きだった。平日のある日、開店1時間後に行ったらケースに2つしかなかったんだけど、早々に売れたのか、もともと作る量が少ないのか。いまフルーツサンドとかマリトッツォが流行ってるからその影響かな。