旅と日常のあいだ

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朝顔のピークと、遅れてきたパプリカ

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9月になった。今日の最高気温は26度くらい、日中もさほど暑さを感じなかった。日が暮れるのがどんどん早くなっているのを感じるし、蝉の声も勢いが弱まっている。こうして季節が移ろっていく。暑さにうんざりする日々が終わるのは大歓迎。

ベランダの朝顔は今が盛り。数年前までは窓一面を覆うようなネットを張ってつるをからませていたけれど、片付けが面倒なので今年は小さな植木鉢でちんまりと。生育状態がとてもよくて、毎朝2つ、3つの花が咲く。鉢が小さいからこそ、花が引き立って華やかに見える。

最近、いち、に、さん、を数えられるようになった子どもと、「今日はいくつ咲いてる?」「むこうがわにふたつ」というようなやりとりができるのが楽しい。そう、先日、2つある植木鉢のうち奥の鉢だけに花が咲いているのを見て、子が正確に「むこうがわにふたつ」と言ったのだよね。びっくりした。二者の相対的な位置関係を認識したうえで、「むこうがわ」という言葉で表現できるなんて! いつのまにそんな語彙や使い方を身につけたの。なにしろ2歳児の吸収力と発露はめざましくて、毎日何かしらハッとしたり感心したりしてる。

そんな2歳児、このところ急に「パプリカ」を歌って踊りだした。今さら!? 世間(の子どもたち)がとにかく歌い踊りまくっていたのは1年前、いや2年前か。そろそろ耳にすることもなくなってきたなというこのタイミングで、パプリ~カ~♪だの、ハレル~ヤ~♪だの楽しそうに唱えている。保育園やテレビで何度となく耳にしては蓄積されていた歌詞とメロディーが、時を経て、やっと自分の口から思うように発することができるようになったのかな。遅ればせながらのパプリカブーム、しばらく続きそう。