旅と日常のあいだ

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揚げたてのおいしさに心が揺さぶられる。金沢市【天ぷら小泉】

7月のある日、天ぷら小泉へ。5年ぶり2回め。すばらしくおいしかった。天ぷらのひとくちめ、感動のあまり体の動きが一時停止するほどだったわ…。食べてるあいだも店を出てからも、興奮と幸福感に満たされていた。プロの技を目の当たりにして、お金はこういう時間と経験のために使いたいものだなあと思った。

食べたのは昼のコース6,600円(サービス料別)。完全予約制で席はカウンターのみ。すぐ目の前で板前氏が野菜を切ったり串に刺したり、天ぷらを揚げるのが見える。心地よい緊張感とわくわく感。

 

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前菜 白かれいの昆布じめ

天ぷらは、目の前の天ぷら鍋から引き上げたものを、カウンター越しに一品ずつ各自のお皿にのせてくれる。あらかじめ天つゆ、塩、大根おろし、くし切りレモンが用意されていて、一品ごとにおすすめを教えてくれる。

一品目、きす。衣のサクサク食感に驚愕。歯を軽く当てるだけで心地よくほどけていって、中の魚はほろりと柔らかくみずみずしい。うんまい!!!と一口ごとに叫びたかった。心のなかでは絶叫してた。

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続いて、とうもろこし。芯は除いて、粒だけを合わせてある(どうやって?) 歯ごたえの軽さと甘みが弾ける。一生食べてたいくらいおいしかった…!

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タチウオの大葉巻き。オクラ(太い。ダビデの星という品種ですって)

途中で箸休めの小皿が出てくる。らっきょう、ミニトマト、スナップエンドウの甘酢漬けだった。白赤緑の取り合わせがきれい。

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犀川上流の稚鮎。泳いでいるような姿。奥は、かもなす。

このあと、アジ(醤油で下味をつけた切身)、なんとか唐辛子(ししとうみたいの)、穴子でラストだった。ペースも量もちょうどいい。揚げ物の連続なのに、油っこさはまったく感じず。

このあと食事。かきあげを使った天丼、天茶漬け、天ばら(刻んだかきあげをごはんに混ぜたもの)から選ぶ。

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私は天丼にした。かきあげは、えび・貝柱・枝豆。ごはんの量は3口分くらい。味噌汁と漬物も出てくる。ほっとする組み合わせ。

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おしまいの甘味は抹茶アイスでした。

いやもう本当に、一つ残らずおいしくて、ときめきとワンダーの連続だった。店のたたずまいも凛としていて素敵だし、背筋がしゃんと伸びる雰囲気も好き。よき場所でよき時間を過ごしたなあという豊かな気分になる。また行きたい。3ヶ月に一度くらいのご褒美で。

天ぷら小泉 金沢市池田4-34 お店ページのリンク

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