台湾料理の店、ひげちょうるうろうはん(漢字は鬍鬚張魯肉飯)でお弁当をテイクアウトした。2週連続。屋台にありそうな気軽で庶民的なメニューがそろう。しかも安い。
私は2回とも魯肉(るうろう)弁当にした。600円。なにしろ魯肉飯がおいしくてこれ以外の選択肢は考えられない。魯肉は豚肉を甘辛い砂糖醤油のタレでやわらか~く煮つめたもの。この説明だけでごはんが3杯食べられるよね? ここに、豚の脂のトロトロした食感と生姜や八角のスパイシーさが加わったら、さらに3杯食べられそうな勢いだ。
魯肉弁当は、白ごはんにタレがしみしみになった魯肉飯+おかず4品+味付玉子+漬物。もう一回いうけどこれで600円。コスパいいなー! この日のおかずは青菜の炒めもの、もやしのナムル、たけのこ煮、枝豆とコーンのサラダ。翌週のおかずは4種類中3種類が別ものになってた。飽きさせない。ちなみに、おかずなしの魯肉飯のみは小サイズ300円。プラス100円で好きなおかず1種類を足すこともできる。なんにせよ安い。
ほかのお弁当は、ごはんにのってるのが魯肉ではなくカツレツだったり豚バラ煮だったり蒸し鶏だったり。きっとそれぞれおいしいんだろうけど、魯肉は何ともくせになるんだよねえ。あの味を覚えてしまった私の舌は、もう離れられない。自宅で魯肉飯を味わいつつ、いつかまた訪れたい台湾に思いをはせるのでした。
◆ひげちょうるうろうはん(鬍鬚張魯肉飯)
金沢工大前店 野々市市高橋町20-5 サイトはこちら
▼3年前の台湾旅行で初めて魯肉飯を食べたときのこと。