旅と日常のあいだ

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大相撲と裁縫番組「ソーイング・ビー」が始まって、私の日常がうるおいそう

大相撲秋場所

今日から大相撲秋場所が始まった。非常にうれしい。期間外には相撲のことをほとんど思い出すことがないくせに、いざ場所が始まると毎日ものすごく楽しみ。午前中にふと「あっ、今日から相撲じゃん!」と気づいたときには、生きる活力がめちゃくちゃわいてきた……!と心身が震えるほどだった。

夕方の生中継を見るのも楽しみ、夜のニュース番組をチェックするのも楽しみ、地元力士の勝敗について夫と話すのも楽しみ。そして毎回、15日間の場所が終わってしまうと「いったい明日から何を楽しみにすればよいのか」と打ちひしがれそうなくらいの喪失感がある。しかしその悲しみも1、2日できれいさっぱり消え失せて、次の場所まで相撲のことはすっかり忘れているという繰り返しなのだった。そんなわけで期間中のみ都合よく(?)相撲ファンに変身する私だが、初日の今日は、応援している遠藤がうまい動きで朝乃山に勝ったのでよい気分。明日も楽しませておくれ。

ソーイング・ビー

ほかに楽しみなのが、Eテレの「ソーイング・ビー」。イギリス制作の裁縫バトル番組で、10名の参加者が同じ課題に挑戦し、審査を経てもっとも優秀な一人を決めるというもの。去年放送されていたのが好きで好きで、シリーズ全部を録画保存してあるのだけど、この9月から新シリーズが始まった。裁縫を趣味とする者としては見どころがいっぱい。こんなアイディアを思いつくなんてすごいなーとか、時間制限が迫ってるからもっと急いで!!とか、審査員のこの観点はおもしろいなあとか。

あと、参加者はライバルでありながらも裁縫好きという共通点をもつ仲間でもあり、その関係性が素敵に見える。課題の合間にみんなでカフェに行って感想を言い合いながらお茶を飲むシーンとか、順位が低くて脱落するメンバーをほかのみんながハグしたり称えたりするシーンとか。

回を重ねるごとにメンバーの個性が見えてきて、自分の推しができてくる。でもみんなそれぞれいいところがあるんだよなあと、気づいたら全員まとめて好きになってしまうこの感じ。これ、相撲を見ているときの気持ちに似ている!

www.nhk.jp

お題「気になる番組」